第75回エミー賞「THE LAST OF US」が24ノミネート ゲーム実写初の快挙
米テレビ界最高の栄誉とされる第75回エミー賞のノミネーションが、現地時間12日に発表され、 大ヒットゲームを実写ドラマ化した「THE LAST OF US」が作品賞（ドラマ部門）、主演女優賞、主演男優賞など24ノミネートを獲得した。ゲーム原作の実写ドラマが主要部門候補に入るのは、本作が初となる。
【画像】凄まじい再現度！実写ドラマ版「THE LAST OF US」
PlayStation（R）の人気タイトルをHBOが実写化した「THE LAST OF US」は、謎の菌類による感染症によって文明崩壊したアメリカを横断する生存者・ジョエルと少女・エリーの姿を描いたサバイバルアクション。ペドロ・パスカル（ジョエル役）とベラ・ラムジー（エリー役）はそれぞれ演技部門にノミネートされており、W受賞に期待がかかる。
最多は、最終シーズンを迎えた「メディア王 ～華麗なる一族～」の27ノミネート。プラットフォーム別では、「メディア王」「THE LAST OF US」などが好評なHBOが127ノミネートで首位に立っている。
授賞式は、現地時間9月18日に米ロサンゼルスのピーコック・シアターで開催予定。全米映画俳優組合（SAG-AFTRA）がストライキに入った場合、授賞式が延期される可能性もある。
第75回エミー賞の主なノミネーションは以下の通り。（編集部・倉本拓弥）
■ドラマ部門作品賞
「キャシアン・アンドー」
「ベター・コール・ソウル」
「ザ・クラウン」
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
「THE LAST OF US」
「メディア王 ～華麗なる一族～」
「ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル」
「イエロージャケッツ」
■ドラマ部門主演男優賞
ジェフ・ブリッジス（「ザ・オールド・マン～元CIAの葛藤」）
ブライアン・コックス（「メディア王 ～華麗なる一族～」）
キーラン・カルキン（「メディア王 ～華麗なる一族～」）
ボブ・オデンカーク（「ベター・コール・ソウル」）
ペドロ・パスカル（「THE LAST OF US」）
ジェレミー・ストロング（「メディア王 ～華麗なる一族～」）
■ドラマ部門主演女優賞
シャロン・ホーガン（「バッド・シスターズ」）
メラリー・リンスキー（「イエロージャケッツ」）
エリザベス・モス（「ハンドメイズ・テイル／侍女の物語」）
ベラ・ラムジー（「THE LAST OF US」）
ケリー・ラッセル（「ザ・ディプロマット」）
セーラ・スヌーク（「メディア王 ～華麗なる一族～」）
■コメディー部門作品賞
「アボット エレメンタリー」
「バリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「ジュリー・デューティー（原題） / Jury Duty」
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」
「ウェンズデー」
■コメディー部門主演男優賞
ビル・ヘイダー（「バリー」）
ジェイソン・シーゲル（「シュリンキング：悩めるセラピスト」）
マーティン・ショート（「マーダーズ・イン・ビルディング」）
ジェイソン・サダイキス（「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」）
ジェレミー・アレン・ホワイト（「一流シェフのファミリーレストラン」）
■コメディー部門主演女優賞
クリスティナ・アップルゲイト（「デッド・トゥ・ミー ～さようならの裏に～」）
レイチェル・ブロスナハン（「マーベラス・ミセス・メイゼル」）
キンタ・ブランソン（「アボット エレメンタリー」
ナターシャ・リオン（「ポーカーフェイス（原題） / Poker Face」）
ジェナ・オルテガ（「ウェンズデー」）
■リミテッドシリーズ部門作品賞
「BEEF/ビーフ ～逆上～」
「ダーマー モンスター：ジェフリー・ダーマーの物語」
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
「バツイチ男の大ピンチ！」
「オビ＝ワン・ケノービ」
■リミテッドシリーズ部門主演男優賞
タロン・エジャトン（「ブラック・バード」）
クメイル・ナンジアニ（「チッペンデールへようこそ！」）
エヴァン・ピーターズ（「ダーマー モンスター：ジェフリー・ダーマーの物語」）
ダニエル・ラドクリフ（『ウィアード: ザ・アル・ヤンコビッチ・ストーリー（原題） / Weird: The Al Yankovic Story』）
マイケル・シャノン（「ジョージ＆タミー（原題） / George & Tammy」）
スティーヴン・ユァン（「BEEF/ビーフ ～逆上～」）
■リミテッドシリーズ部門主演女優賞
リジー・キャプラン（「バツイチ男の大ピンチ！」）
ジェシカ・チャステイン（「ジョージ＆タミー（原題） / George & Tammy」）
ドミニク・フィッシュバック（「キラー・ビー」）
キャスリン・ハーン（「ちょっとステキな物語」）
ライリー・キーオ（「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」）
アリ・ウォン（「BEEF/ビーフ ～逆上～」）
■テレビムービー部門作品賞
『ドリー・パートンズ・マウンテン（原題） / Dolly Parton's Mountain』
『マジック・クリスマス（原題） / Magic Christmas』
『ファイアー・アイランド』
『ホーカスポーカス 2』
『プレデター：ザ・プレイ』
『ウィアード: ザ・アル・ヤンコビッチ・ストーリー（原題） / Weird: The Al Yankovic Story』
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