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映画&ドラマの濡れ場シーン、Z世代の約半数が「必要ない」 - 米調査

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写真はイメージです - iStock.com /Aude Barge / EyeEm / Getty Images

 アメリカのZ世代の多くが、映画やドラマに登場する濡れ場のシーンについて「必要ない」と考えていることが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の調査で明らかになった。

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 UCLAは今年8月、10歳から24歳の若者1,500名を対象に「Teens and Screens(ティーンとスクリーン)」と題して調査を実施(10歳~12歳には性やロマンスについて質問せず)。そのうち、47.5%が「だいたいの映画やドラマシリーズのプロットにおいて濡れ場は必要ない」、44.3%が「メディアにおけるロマンスは乱用されている」と回答。約半数が濡れ場シーンについて、否定的な考えを抱いていることが判明している。

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 最近ではドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」「THE IDOL/ジ・アイドル」など、ティーンエイジャーに焦点を当てた作品で、度々濡れ場のシーンが登場している。調査では、肉体関係を持つ人物より、アロマンティック(他人に恋愛感情を感じない、恋愛指向が他人に向かない人)もしくはアセクシュアル(他者に対して性的魅力を感じない)なキャラクターをもっと登場させてほしいという声が、全体の39%にのぼった。

 「Teens and Screens」共同著者のヤルダ・T・ウルス助教授は、「思春期の若者は映画やテレビにおいて露骨な濡れ場が必要ないと思っていることは事実。この調査が示すのは、彼らが日常的に使うメディアを反映したさまざま形の関係を求めていることです」と報告している。(藤田良太)

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