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シロさん母の全力の「ない!」に感動&共感の嵐

第8話より。シンガポール料理を食すケンジ(内野聖陽)とシロさん(西島秀俊)
第8話より。シンガポール料理を食すケンジ(内野聖陽)とシロさん(西島秀俊) - (C)「きのう何食べた? season2」製作委員会(C)よしながふみ/講談社

 25日深夜に放送された西島秀俊内野聖陽主演のドラマ「きのう何食べた?」シーズン2(テレビ東京系で毎週金曜深夜24時12分~)第8話で、シロさん(西島)が思わず放ったある言葉を母・久栄(梶芽衣子)が断固否定する姿にSNSでは「激しく同意致します!」「優しい両親」など、笑いと感動に包まれた(※一部ネタバレあり)。

【画像】店長と妻・玲子さんの“Xデー”に議論白熱!シーズン2第8話

~以下、第8話のネタバレを含みます~

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 第8話では、ケンジ(内野)が働く美容室の浮気性の店長・祐(マキタスポーツ)がついに妻・玲子(奥高薫)に三行半を突き付けられる深刻なエピソードが展開。さらに、シロさんは仕事で夫が別の女性に夢中になり離婚を言い渡されたという女性の案件を担当しており、“離婚”の文字に敏感になっていた。そんな矢先、何やら差し迫った様子の両親から「ごめんなさい」と話を切り出されたシロさんはてっきり離婚を言い出すものと戦々恐々とするが、母が告げたのは家を売って老人ホームに入るという老後の計画だった。

 息子に家を残してやれなくて申し訳ないという両親と、介護で息子の人生を奪いたくないという両親の気遣いを汲んだシロさん。それぞれ互いを思いやる家族の姿にしんみりとしたムードになったが、その先の意外な流れが話題に。それは、久栄が自分たちに何かあった時のために遺言書をつくり、なおかつケンジにも残せるようにしたいという希望だった。シロさんは動揺のあまり、自分は別れるつもりはないがその可能性は拭えないと話すと、久栄は信じられないといった表情で「ないないないない!」と全力で否定。

 あまりの剣幕に圧倒されるシロさんだったが、久栄の全く迷うことのない「ない!」が視聴者の琴線に触れ、SNSでは「ないないないないw」とリピートする声が続々。「シロさんとケンジが別れるとか有り得ないよね」「別れないって言い切ってくれるお母さん良い!」「暴走しがちだけどシロさんとケンジを応援する気持ちは本物なんだよね」「お母さん絶対的信頼置いているわ、ケンジに」「ケンジ、もうすっかり家族なんだね」と共感や感動の声であふれた。

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 短いシーンながら、シロさんと久栄の歴史を見守ってきた原作&ドラマファンにとっては胸アツの場面。かつてはシロさんが同性愛者であることを受け入れられず宗教に走り財産をなくし、一度はケンジを正月に招きながらもその後再び拒絶反応を見せてシロさんとケンジを傷つけてしまうこともあった。息子を理解したいという気持ちと、受け入れられずにいる気持ちのはざまで葛藤し続けてきた久栄だけに、「ケンジに財産を残したい」という決意は、かなり大きな一歩だ。

 そのほか玲子が離婚を決めた前向きな理由も圧倒的な共感を誘い、「玲子さん賢い」「かっこいい」「説得力ある」「優しいな」と多くの賛辞が寄せられていた。(編集部・石井百合子)

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