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『PERFECT DAYS』出演のアオイヤマダ、子供たちとトイレを学ぶ 特注ドレスでダンス

子供たちとダンスでも交流したアオイヤマダ
子供たちとダンスでも交流したアオイヤマダ

 ダンサーで俳優のアオイヤマダが9日、TOHOシネマズ渋谷で行われた、TOHOシネマズと東宝が実施するプロジェクト「TOHO CINEMAS BOAT」の第1弾となった、映画『PERFECT DAYS』(12月22日全国公開)の関連イベントに登壇し、自身が編み出したダンスを披露し、会場を沸かせた。

『PERFECT DAYS』予告編

 「TOHO CINEMAS BOAT」プロジェクトは、子供たちに向けた、映画体験による「思考形成」プログラム。第1弾となる今回は、役所広司が渋谷の公共トイレ清掃員を演じた『PERFECT DAYS』制作のきっかけとなった渋谷区の「THE TOKYO TOILET」とコラボ。渋谷区の小学生・中学生を対象に、公共トイレをきれいに使うことを若者たちに意識してもらうことを目的として、トイレの「清掃体験」や、スクリーンでの「映画体験」、トイレを身近に感じて愛着を持ってもらうためのオリジナルダンスやお気に入りのトイレの絵を描くなどのアクティブラーニングが行なわれた。

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 午前中から子供たちのトイレ清掃を行っていたアオイヤマダは、トイレをイメージした特注のドレスを着て登壇すると、自身も出演している『PERFECT DAYS』の印象的なシーンで使用された楽曲「feeling good」に乗せ、オリジナルダンスを披露。その後も、「トイレ・トントン音頭」と称したトイレをモチーフにしたダンスを子供たちと一緒に踊るなど、体を動かすラーニングを実施する。

アオイヤマダとプログラムに参加した子供たち

 お次は、お気に入りのトイレをスケッチブックに描き、そのトイレにニックネームをつけ、トイレというもの自体に愛着を持とうという試み。アオイヤマダも、一生懸命絵を描く子供たちに寄り添いながら応援していた。

 トイレにまつわる、さまざまなプログラムを行なったアオイヤマダは「トイレって自分にとっては当たり前にあるものだと思っていたけれど、お掃除などをしてみて、キレイにしてくれる人がいるんだということを実感しました。自分で使ったら、自分でキレイにするということを、心にとめて毎日を過ごしたいです」と語っていた。

 映画『PERFECT DAYS』は、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』などを世に送り出したヴィム・ヴェンダース監督が役所広司を主演に迎え描いた人間ドラマ。東京・渋谷の公衆トイレ清掃員として働く平山(役所)の目線を通して、日々の小さな変化を描く。本作で役所は第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、最優秀男優賞を受賞した。(磯部正和)

映画『PERFECT DAYS』予告編(30秒版) » 動画の詳細
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