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ロバート秋山、花山天皇の問題行動にドン引き

第4回「五節の舞姫」より秋山竜次演じる藤原実資
第4回「五節の舞姫」より秋山竜次演じる藤原実資 - (C)NHK

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で蔵人頭・藤原実資を演じる秋山竜次ロバート)が、28日放送・第4回で花山天皇(本郷奏多)が問題行動を起こした場面を振り返った。放送後、ドラマ公式Xで公開されたコメント動画「君かたり」内で明かした。

【画像】プッツンの花山天皇があり得ない行動に…!

 平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ/吉高)の生涯を描く本作。秋山が演じる藤原実資は円融天皇(坂東巳之助)の側近で、洞察力に優れた頭のキレる男。円融天皇が体調に異変をきたした際にも、実資はすぐさま毒を盛られているのではないかと疑い、陪膳の女房達を取り調べるなど、その有能さで円融天皇の厚い信頼を得ていた。しかし、藤原道長(柄本佑)の父・兼家(段田安則)の策略によりいよいよ円融天皇が退位し、花山天皇が即位することに。即位の日取りが決まり、花山天皇が実資を呼び出した際に、とんでもない出来事が勃発した。

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 かねてから“問題あり”な花山天皇の即位を不安視する者は少なくなかったが、花山天皇より自分が帝となったのちもこれまで通り蔵人頭として自分を支えてほしいとの命を受けた実資は即答で辞退。「右大臣に媚びぬお前に傍らにいてもらいたい」と優しく説いても、花山に仕える叔父の藤原義懐(高橋光臣)がとりなそうとしてもかたくなで、花山はついにプッツン。立ち上がると「なぜじゃなぜじゃなぜじゃ」と癇癪を起こし、おもむろに義懐らの被り物を奪い、義懐は「アァ~!」っと絶叫。当時、被り物をとられるということは下着を脱がされるのと同じ恥辱で、騒然となった。

 秋山は、蔵人頭を辞退する実資について「花山天皇、めちゃくちゃなんでね。うーん……やっぱり嫌なんでしょうね」ともっともだと言い、花山天皇の問題行動に「だってあんな被り物とか取っちゃいけない時代らしいですからね。パンツを脱がすのと一緒でしょ、たぶん。そんな言うこと聞かないやつは嫌でしょうね。でも自分(実資)にはやってこないのでやっぱりなんかこうちょっと線引きはしているんでしょうね、あの人なりに」と思いを巡らす。

 さらに「離れたいでしょ、あんな言うこと聞かない荒々しいわがままなね。この時代だからやってこられたんでしょうね。そんなのパワハラとかですぐ言いますもん俺、現代だったら。“大人になりなさい、花山。調子に乗るんじゃないよ”」と苦言を呈した。

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 秋山は大河ドラマ初出演にして強烈な存在感を放ち、SNSでは毎度その名がXのトレンド入りする盛り上がりを見せている。秋山自身、実資役にかなりシンパシーを感じているようで、「側近でずっといろいろ見ているのでずっと引きで物事を考えているんですね。自分に似てますね。自分も人の行動とか見て『あ、あいつ、ああいう感じなんだ』とかすごく見ていたんで子どものころから。学校の先生とかも見ていたし『ああいうポロシャツ着るんだ』とか。『なんだあの先生あれじゃん、毛玉ついてんじゃん』みたいな。すげぇ見ていたんで。そういうのを実資もずっと見ているんでしょうね」と自身との共通点を語っている。(編集部・石井百合子)

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