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仲村トオル&佐々木蔵之介、父親役で石原さとみ・亀梨和也ドラマ初共演作出演

親子を演じる石原さとみと佐々木蔵之介、仲村トオルと亀梨和也
親子を演じる石原さとみと佐々木蔵之介、仲村トオルと亀梨和也 - (C)テレビ朝日

 俳優の仲村トオル佐々木蔵之介が、石原さとみが主演を務め、亀梨和也と初共演する4月期のテレビ朝日系連続ドラマ「Destiny」(火曜よる9時枠)に出演することが明らかになった。仲村は亀梨の、佐々木は石原の父親役を務める。

【画像】美しすぎる…初共演の石原さとみ&亀梨和也

 石原にとって3年ぶりの連ドラ復帰作となる本作は、「Dr.コトー診療所」シリーズの脚本家・吉田紀子が手がけるサスペンスラブストーリー。横浜地検中央支部の検事・西村奏(石原)が、消息不明となっていた大学時代の恋人・野木真樹(亀梨)と12年ぶりに再会したことで、大学時代に起きたある人物の不可解な死亡事件と、彼女が15歳の時に亡くなった元検事の父の真実に近づいていく。

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 佐々木が演じるのは、東京地検特捜部の検事だった奏の父・辻英介。ある事件に巻き込まれた英介が亡くなって以降、奏は母とともに長野に移り住むことになり「父と同じ検事になりたい」という一心で勉強に励み、信濃大学法学部へ進学する。

 15歳の奏の心に大きな傷を残し、過去から現在へとつながる、事件の重要なカギを握る役どころとなる佐々木は「父親として、検事として、彼が持っていた信念や正義とは何か? 真実はどこにあるのか? が、回を重ねていくうちに徐々に見えて来ます。監督もそのあたりをとても丁寧に演出してくださいました」と語っている

 また、仲村が演じるのは、真樹の父・野木浩一郎。有名な事件を多数手掛けるエリート弁護士だが、息子・真樹とは子どもの頃から折り合いが悪い。そんな複雑な親子関係を演じる仲村は、26年前に小学校時代の亀梨と会っていたいといい、「僕は全然覚えていなかったんですが、あるドラマで少年野球のチームが試合をしているシーンがあったことは記憶にあって…その野球少年たちの中に亀梨くんもいたらしいんです」と告白。

 また、記憶にはないものの、亀梨に「なぜかそのとき、僕が寝ている亀梨くんの口にかき氷を入れたそうで…(笑)」と打ち明けられという仲村は「26年前、わずかに触れ合った亀梨くんとの繋がりが、今回親子を演じるうえで何かスパイスになればいいなと思っています」とコメントを寄せている。

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 そのほか本作には、奏の現在の恋人役で安藤政信、大学時代の仲間役で宮澤エマ田中みな実矢本悠馬らが出演する。仲村、佐々木のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

仲村トオル(野木浩一郎役)

野木は亀梨くんが演じる真樹の父親ですが、親子関係がとても複雑なんです。でも真樹が反抗的な育ち方をしてしまったことに、野木も少し負い目を感じているんじゃないのかなと…。とはいえ自分の仕事や生き方に恥じるところは一点もないという感覚をもった人とも感じます。
実は僕、亀梨くんが小学生の時に会ったことがあるらしいんです。僕は全然覚えていなかったんですが、あるドラマで少年野球のチームが試合をしているシーンがあったことは記憶にあって…その野球少年たちの中に亀梨くんもいたらしいんです。その撮影の昼休憩のときに、僕がベンチで寝ていた亀梨少年の口にかき氷を入れたらしく、それに驚いて飛び起きたと亀梨くんが言っていたのですが…。僕は、その日初めて会った少年に、そういうイタズラをしないと自負しているので(笑)、よっぽどかわいらしかったか、よっぽど面白い顔で寝ていたのか、どっちかだと思うんですけど(笑)。亀梨くんがその時のドラマの映像を、この前スマホで見せてくれたんですが、そういう過去のちょっとした繋がりが、今回親子を演じるうえで何かスパイスになればいいなと思いました。
真樹は“お父さん大好き”という少年ではなかったし、野木も“仕事より家庭”という親ではなかったと思います。でも、24時間365日ずっと冷たい関係だったかというと、そんなことはなく…普段そういうイタズラめいたことをしない僕が亀梨少年の口にかき氷を入れたように、たぶんこの親子にも楽しい瞬間や、少し心が温かくなるような記憶もあったんじゃないか、と。約26年前、わずかに触れ合った亀梨少年と親子の役をやることになるとは! 改めてすごいご縁だなと感じています。
“過去の印象”は変えられるといいますか、失敗や屈辱、敗北感のようなものは、今からでも生き方や努力で良き思い出に変えることができる…僕の願望も込めて、この作品がそんな物語になるといいな、と思っています。ぜひ皆さんにもご覧いただきたいです。

佐々木蔵之介(辻英介)

私は、石原さん演じる奏の父、辻英介で、もうすでに亡くなっている役です。
ドラマは現在を描いていますので、私は誰かの回想シーンでの登場になります。皆にどの様な記憶として残り、物語にどう絡んでいるのか私自身も楽しみにしています。
父親として、検事として、彼が持っていた信念や正義とは何か? 真実はどこにあるのか? が、回を重ねていくうちに徐々に見えて来ます。監督もそのあたりをとても丁寧に演出してくださいました。
放送の始まる4月は、高校生から大学生、学生から社会人のように、その時々で考え方や価値観、人間関係が変わってくる季節でもあると思います。
ドラマのタイトルが「Destiny」なんですが、運命が“命を運んでいく”と書くように、その時々によって環境も感情も変動していくと思うんです。
父を追って検事という職業を選んだ奏が、どのような思いを胸に行動していくのか…。そして、その時々で移り変わっていく登場人物達の感情も見どころだと思います。
ぜひ、ご覧ください。

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