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伊藤詩織さんら登場 日本勢3作ノミネートのアカデミー賞まもなく

第97回アカデミー賞

『Black Box Diaries』のプロデューサー陣(エリック・ニアリ、ハンナ・アクヴィリン)と伊藤詩織監督
『Black Box Diaries』のプロデューサー陣(エリック・ニアリ、ハンナ・アクヴィリン)と伊藤詩織監督 - Kevin Mazur / Kevin Mazur / Getty Images

 現地時間2日、第97回アカデミー賞授賞式の開始まで30分を切り、ロサンゼルスのドルビー・シアター前のレッドカーペットのスターたちが続々と到着している。ノミネートされている日本勢3作品の監督たちもにこやかに写真撮影やインタビューに応じた。

【画像】大胆ドレス続々!第97回アカデミー賞レッドカーペット

 ノミネートされているのは、長編ドキュメンタリー賞の『Black Box Diaries』(伊藤詩織監督)、短編アニメ映画賞の『あめだま』(西尾大介監督)、短編ドキュメンタリー賞の『Instruments of a Beating Heart』(山崎エマ監督)という3作品だ。韓国の人気絵本を基にしたフルCGアニメ『あめだま』の西尾監督は、「フワフワしてます」とレッドカーペットで笑顔を見せた。

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 日本の公立小学校に1年間密着した『Instruments of a Beating Heart』の山崎監督は、映画に出てくるあやめちゃんとレッドカーペットを歩き、「こんなすごい場所に来られて、もちろんアカデミー賞のためにドキュメンタリーを制作しているわけではないのですが、ご褒美というか、長くこの作品に取り組んできたので、たくさんの人に観てもらって、結果ここに仲間と来られてとてもうれしいです」と喜んだ。

 自身の性的暴行被害への調査に乗り出していく姿を自ら記録した『Black Box Diaries』の伊藤監督は、「一昨日見つけていただいた」という華やかなドレスでプロデューサーたちと登場。「この制作には8年、10年という時間がかかって、このチームと一緒に時間を過ごせたということが、心の支えになりました。本当に皆さんに感謝です。ここにみんなで立てたことが最高の思い出です」と語った。(編集部・市川遥)

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