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阿部寛をキャスター役で起用した理由は?日曜劇場「キャスター」プロデューサーが明かす

日曜劇場「キャスター」メインビジュアル
日曜劇場「キャスター」メインビジュアル - (C)TBS

 阿部寛が主演を務める日曜劇場「キャスター」(TBS系・4月13日スタート)の伊與田英徳プロデューサーが31日、キッザニア東京の期間限定「ドラマ制作スタジオ」パビリオン(4月1日オープン、7日まで開催)のプレスプレビューに出席。イベント後、本作で阿部の娘役を務める堀越麗禾と共に囲み取材に応じ、ドラマの見どころなどを語った。

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 本作は、テレビ局の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、ひとりのキャスターが、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。主人公の型破りで破天荒なキャスター・進藤壮一役を阿部が務め、堀越は進藤の娘を演じる。この日は、堀越がキッザニア東京に誕生する「ドラマ制作スタジオ」パビリオンで、ニュース原稿を読む役者たちの仕事を実際に体験した。

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 伊與田プロデューサーは、ニュースを読み上げる堀越の姿について「見ていて微笑ましかったです」と述べ、「緊張していると言っていましたけど、本番になった瞬間にしっかりとやっていてさすがだなと思いました」とその凛々しいキャスター姿を讃える。パビリオンの開催の狙いについても「一度こういう催しをやってみたかったんです。子供たちがこの仕事を体験することで、この世界に憧れを持ってもらえれば嬉しいと思います」と話した。

囲み取材に応じた伊與田英徳プロデューサー

 ニュース番組をモチーフとしたドラマを制作しようと思ったきっかけについては、「各局ニュース番組を作っていますが、自分がいろいろ取材してみたら、それぞれの番組で、携わる人たちの番組にかける思い、熱いものがあって、その人たち、報道マンの思いや熱のようなものを、いろいろな事件を解くことによって表現できたらいいなと思ったのがきっかけです」と話す。

 阿部を主演に抜てきした理由については「阿部さんとは何作もやらさせてもらったんですけど、阿部さんがやったことのない役をやってみたいと。ちょっと雑談しながらキャスターはどうですかと聞いたら、一瞬、うん? という顔をされたんですけど、『やったことないからやってみよう』って。それが最初です」と紹介した。

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キャスターを実際に体験した堀越麗禾

 娘役の堀越についても「一番最初に知ったのは歌舞伎座のセンターで堂々やっている彼女を見た時に、こんな世界で、まだ小さい彼女がにしっかり踊っている姿を見て、こんなすごい子がいるんだと思ったのが最初です」と起用のきっかけを述べ、「その芯の強さみたいなものが芝居に出るといいなと思って起用しました」と話した。

 父と娘の対立など、複雑な親子関係をドラマの中で描写することについては「いろいろな親子の形があると思うんです。最初は複雑な親子の関係ですけど、回を追うごとにどうなっていくかをぜひみなさんに楽しみにしてもらいたいです」と述べ、「世の中で最近、いろんなコミュニーケションの取り方があって、昔は一家団らんというわかりやすい形があったんですけど、今はスマホを使ってとか、いろいろなコミュニケーションの取り方が生まれている。その中でどのような親子の形が生まれるかを、これまでと少し違った形で表現できればいいなと考えています」とその狙いを話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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