ジェイソン・ステイサム主演アクションが『白雪姫』に勝利
全米ボックスオフィス考

先週末(3月28日~3月30日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画『ア・ワーキング・マン(原題) / A Working Man』が興行収入1,551万312ドル(約23億円)で驚きの首位デビューを飾った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
【動画】ステイサムが最強の建設作業員に『ア・ワーキング・マン(原題)』海外版予告
これは、公開2週目のディズニー実写版『白雪姫』が前週比66%ダウンと大きく落とし、興収1,433万1,715ドル(約21億円)しか上げられなかったため。『ア・ワーキング・マン(原題)』は『ビーキーパー』のステイサム&デヴィッド・エアー監督の再タッグ作で、ステイサムが最強の建設作業員にふんしている。
そのほかの新作は3位から6位に入った。3位はキリスト教系のテレビドラマをまとめて劇場上映する『ザ・チョウズン:ラスト・サパー(原題) / The Chosen: Last Supper』で予想を上回った。
心理ホラー『ザ・ウーマン・イン・ザ・ヤード(原題) / The Woman in the Yard』は4位、ポール・ラッド&ジェナ・オルテガが誤ってユニコーンを殺してしまった父娘にふんしたコメディーホラー『デス・オブ・ア・ユニコーン(原題) / Death of a Unicorn』は5位と苦戦気味だ。スタジオジブリの『もののけ姫』4Kレストア版は興収387万1,049ドル(約5億8,000万円)で6位にランクインした。(編集部・市川遥)
3月28日~3月30日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ア・ワーキング・マン(原題) / A Working Man』
2(1)『白雪姫』
3(初)『ザ・チョウズン:ラスト・サパー(原題) / The Chosen: Last Supper』
4(初)『ザ・ウーマン・イン・ザ・ヤード(原題) / The Woman in the Yard』
5(初)『デス・オブ・ア・ユニコーン(原題) / Death of a Unicorn』
6(初)『もののけ姫』4Kレストア版
7(3)『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
8(2)『ブラック・バッグ(原題) / Black Bag』
9(5)『ミッキー17』
10(4)『Mr.ノボカイン』