ディカプリオが生涯最大の後悔を告白『ワン・バトル・アフター・アナザー』でP・T・アンダーソン監督と念願の初タッグ

レオナルド・ディカプリオが主演し、『マグノリア』や『リコリス・ピザ』などの名匠ポール・トーマス・アンダーソンが監督・脚本を務める映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』が10月3日に全国公開される。この作品でディカプリオは、アンダーソン監督と念願の初タッグを組む。
【画像】『ワン・バトル・アフター・アナザー』ディカプリオらのキャラクタービジュアル
ディカプリオは、Esquireでのアンダーソン監督との対談で「一番の後悔は『ブギーナイツ』に出演しなかったことです」と語り、自身の俳優キャリアで最大の心残りは、アンダーソン監督の『ブギーナイツ』(1997)への主演オファーを断ったことだと明かしている。当時、『タイタニック』(1997)で世界的トップスターとなったディカプリオだが、「あれは私の世代にとって深い意味を持つ映画でした」と語るほど、『ブギーナイツ』には強い思い入れがあったという。
そして約30年の時を経て、待ち望んだタッグがついに実現。本作でディカプリオが演じるのは、かつては世を騒がせた元革命家で、現在は娘を溺愛する冴えない男ボブ。愛娘(チェイス・インフィニティ)が突然さらわれたことにより、ボブは異常な執着心で彼を追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)と、次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘に身を投じることになる。そんな中、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ(先生)”役としてベニチオ・デル・トロも登場する。
またこの度、ロックジョーにさらわれた娘を取り戻そうとするボブを捕らえた新たな場面写真も公開された。風に吹かれてボサボサになった髪を気にもせず、ライフルを手に持ち、険しい表情でターゲットを見つめる姿が写し出されている。(加賀美光希)


