ポール・トーマス・アンダーソン、『ミッション:インポッシブル』監督をオファーされずがっかり

世界三大映画祭全てで監督賞に輝いた鬼才ポール・トーマス・アンダーソンが、トム・クルーズ主演のアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの監督をオファーされずがっかりしていると Le Figaro に語った。
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トムはアンダーソン監督作『マグノリア』(1999)に出演したことがあるものの、それ以降、二人のタッグはない。同作で男性向け自己啓発セミナーを主催するフランク・T・J・マッキー役を務めたトムは、アカデミー賞助演男優賞ノミネートも果たした。
『ミッション:インポッシブル』シリーズでのトムとの再タッグの可能性について聞かれたアンダーソン監督は、「すごくやりたかった。だが、彼は電話してこなかった。すごくがっかりした」とトムから声が掛からなかったとこぼす。「彼は『ミッション:インポッシブル』をもうやり終えたのだと思うから、もう可能性はないな」と続けた。
アンダーソン監督の新作は、レオナルド・ディカプリオが主演を務めたアクションスリラー『ワン・バトル・アフター・アナザー』(10月3日公開)だ。元革命家のさえない男ボブが追われる身となり、娘をさらわれたことから、怒涛の逃走劇を繰り広げる。レオナルドは同役について、「『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズと正反対な感じだ。彼はスタントも一切成功させない」と Entertainment Tonight に明かしている。(編集部・市川遥)


