「豊臣兄弟!」仲野太賀のブチ切れ演技に圧倒的共感「よく言った!」

織田信雄(山脇辰哉)にキレる小一郎(仲野太賀)
織田信雄(山脇辰哉)にキレる小一郎(仲野太賀) - (C)NHK

 仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)の13日放送・第35回は、主人公・羽柴美濃守長秀が改名する記念すべき回となり、終盤で仲野が見せたブチ切れの熱演が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

【画像】家康(松下洸平)が覚醒…小牧・長久手の戦い

 第35回「秀長誕生」では、家康(松下洸平)の後ろ盾を得て信雄(山脇辰哉)が挙兵。徳川・織田軍と秀吉(池松壮亮)ら羽柴軍が激突する小牧・長久手の戦いが描かれた。秀吉の予想以上に家康は手ごわく、戦は長引く一方。そんななか、丹羽長秀(池田鉄洋)のファインプレーにより、秀吉、小一郎は信雄を追い詰め和睦を持ち掛けた。

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 初めは秀吉が「天下人のようにふるまっている」と家康に不満を漏らしていた信雄だが、いざ家康の協力を得て戦となると、家康に手のひらの上で転がされる事態に。秀吉、小一郎らとの和睦の場面では往生際悪く、「あの家康にかつがれたのじゃ。すべてあやつのせいじゃ」「あやつに脅されて家臣まで手にかけた」と追い込まれた原因を全て家康になすりつけた挙げ句、父・信長(小栗旬)を侮辱する始末。「織田家になど生まれなければ…」「まあでも父上よりもましか。寺の中で焼け死ぬなど惨めの極みじゃ」「わしも疲れた。和睦してやるからありがたく思え」と吐き捨てた。

 地雷を踏みまくる信雄に、秀吉は怒りに耐えているのか無表情。小一郎はそんな秀吉の様子をうかがいながら怒りをふつふつとたぎらせ、信雄が調印しようとしたその瞬間、書状を破り捨てると「もうよい……おまえと和睦などせぬ」「いま無性にこやつの首をはねたい気分じゃ」とブチ切れ。「織田家に生まれなければよかったじゃと? その織田家を支えるために、織田家の誇りを守るためにどれほどの者が命を懸けたとおもうておるのじゃ」「おまえからは自ら命を懸ける覚悟が感じ取れぬ。人の上に立つ器をまるで持ち合わせてはおらぬ」「織田の名にすがりおって、情けない男よ…」と蔑んだ。

 さらには小一郎が信雄につかみかかり「上様の死が惨めの極みじゃと? その死を惜しんだ者がどれほどおったと思うのじゃ」「お前の父は天下一の方じゃ!」と怒りは頂点に達し、「お前のようなやつとは断じて和睦などせぬ。徳川の元に帰って一生見下されて生きよ」といい、その場を去った。

山脇辰哉演じる織田信雄

 いつもは辛抱強く冷静に徹する小一郎の押さえられない怒りに「カチッ」「確かにブチギレるわなぁ」「小一郎の火力やばい」「小一郎かっこよ」「この小一郎が見たかった」「よく言った!」「言いたいこと全部言ってくれた」と共感の声が続々。これまでは秀吉がキレて小一郎が場を収める構図が多かったため、逆転の展開に「小一郎の方が先にキレた!」「キレると大変なのは小一郎の方」「良い刑事と悪い刑事作戦かよ!」と驚きの声もあった。

 また、信雄に“優しく”調印させると真顔で「これからも…末永くわしのために働いて…ちょ。信雄様」と言い放った秀吉の含みを感じさせる池松の演技、絵に描いたようなダメな二世を演じた山脇も好評を博した。(石川友里恵)

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