怪奇漫画の鬼才として、国内外で人気の高い伊藤潤二。彼の原作「押切異談」を映画化した『押切』が、今夏公開される。異次元にいる自分の行動に脅かされる青年・押切を取り巻く、パラレルワールドを描いた恐怖映画だ。98年の映画『富江』、翌年には続編の『富江 replay』『うずまき』など、伊藤潤二の原作は最近の映像界では大人気。今回はハイビジョンシネマで撮影されるほか、TVと連動した公開形式などおもしろい試みがなされる予定(関連情報を参照してね)。
主演は、シンガーとしてCDをリリースしたりライブ活動を行うほか、TV、映画でも活躍中の徳山秀典。6月10日に公開されるホラー・サスペンス、『クロスファイア』では悪役を熱演。ヒロインとの対決シーンなど、エキセントリックな演技を披露している若手の注目株だ。そして相手役は、映画『うずまき』やTVドラマ「君が教えてくれたこと」などで人気急上昇中の初音映莉子。メガホンを取るのは、関西テレビドラマダス大賞を受賞した佐藤善木。
|