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第11回フランス映画祭横浜ここに注目!

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文・構成/今 祥枝
今年もフランス映画祭の時期がやってきた。ジャン・レノやイザベル・アジャーニなど、映画ファンにはおなじみのフレンチ・スターをはじめ、大御所監督や気鋭の新人などが大挙来日。舞台挨拶やサイン会など、実際にスターと触れ合うチャンスが多いのがこの映画祭の大きな特徴だ。会場付近では、ラフなスタイルのスターや監督とすれ違うなんていうこともしばしば。どんなスターが来場するのかをチェックして、お目当てのスターに会いに行こう!
特報!! FLiXムービーサイトではフランス映画祭期間中クロード・ミレール、ギヨーム・カネ、マチュー・アマルリック、カリム・ドリディに単独インタビューを敢行! 後日この頁に掲載します。




Andre Rau / H & K
 フランス代表団団長をつとめるのは、『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』のペレーズ。『シラノ・ド・ベルジュラック』で注目を浴び、カトリーヌ・ドヌーヴ主演作『インドシナ』、イザベル・アジャーニ主演作『王妃マルゴ』、名匠パトリス・シェロー監督作『愛する者よ、列車に乗れ』、ミケランジェロ・アントニオーニ監督作『愛のめぐりあい』など、文学性の高い作品に多く出演。新作のペネロペ・クルス共演作『ファンファン・ラ・チューリップ(原題)』は、本年度のカンヌ国際映画祭オープニング作品として上映された。
『天使の肌』(仮題)
 ペレーズが長編初監督作に挑んだラブ・ストーリー。地方の街に働きに出た若い娘アンジェルは、母親を亡くしたばかりの青年グレゴワールと出会い、一夜を共にする。その後ふたりはそれぞれに新しい生活を始めるが、アンジェルはグレゴワールを想い続けていた。一方、グレゴワールは社長令嬢と婚約するが……。主演は新鋭モルガン・モレ。共演は『ポーラX』のギヨーム・ドパルデュー。出演と脚本を手がけた、ペレーズの妻であるカリーヌ・シラが夫婦そろって来日する。
『仕立て屋の恋』『パトリス・ルコントの大喝采』と、日本ではルコント監督作でおなじみ。70年代のはじめに伝説的な喜劇グループを設立して人気を博し、ルコント監督作『レ・ブロンゼ』シリーズで映画界でも成功を収める。監督としても、93年『他人のそら似』がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞するなど実力を発揮している。その他の代表的な出演作は、ベルトラン・ブリエ監督作『タキシード』、ピーター・グリーナウェイ監督作『プロスペローの本』、ロバート・アルトマン監督作『プレタポルテ』など。
映画デビュー作であるジャック・ドワイヨン監督作『ピストルと少年』で、ヨーロッパ映画賞主演女優賞を受賞。続くジャック・ベッケル監督作『エリザ』でも高い評価を得た実力派。カリム・ドリディ監督作『ルール違反』、ジャン・ユーグ・アングラード共演作『甘い嘘』、オリヴィエ・メガトン監督作『EXIT イグジット』など、個性の強い新人監督の作品に積極的に出演している。本映画祭では、ギョーム・カネの監督デビュー作『僕のアイドル』にも顔を見せている。
『キスはご自由に』
 ブランが監督・脚本・主演をつとめた人間ドラマ。パリに住むブルジョワカップルのベルトラン&エリザベートと、仕事で失敗してお金に困っている隣人の夫婦ジェローム&ヴェロニク。ヴァカンスの地で、この二組のカップルに加えて敏腕女弁護士と冴えない夫、ベルトランの娘と愛人が一緒になり、事態は思わぬ方向へと展開する。『まぼろし』のシャーロット・ランプリング、『他人のそら似』のキャロル・ブーケほか豪華キャストで贈る。ブラン、クローのほか『スズメバチ』のサミ・ブアジラ、『歓楽通り』のヴァンサン・エルバスが来日する。
 『月曜日に乾杯!』のオタール・イオセリアーニ監督に見出され、『魂を救え!』『そして僕は恋をする』など、アルノー・デプレシャン監督作で国際的にその名を知られるようになる。以後、『溺れゆく女』のアンドレ・テシネ、ラウル・ルイス、オリヴィエ・アサイヤス、ブノワ・ジャコなどの名匠たちの作品に出演。また、監督志望だった彼は97年に妻ジャンヌ・バリバールを主演にした長編映画で監督デビューを飾り、今年のカンヌ国際映画祭の監督週間にも新作を出品している。
『運命のつくりかた』
 本作が長編第二作となる新鋭アルノー・ラリユー、ジャン=マリー・ラリユー監督による異色のラブ・ストーリー。知り合ったばかりで本当の恋に落ちた駆け出しの映画監督ボリスと、若くして管理職にあるマリリン。5年後に子供たちとともにバレアレス島に行った際、ボリスは妻に別れを切り出そうとするが、妻は失踪してしまう。さらに5年後、ピレネーの山奥で山岳ガイドをしているボリスの前に、突然マリリンが姿を現す。主演のアマルリックとラリユー兄弟が来日。

注目の作品はコレ!の頁へ

第11回フランス映画祭横浜 6月18日(水)~6月22日(日)
詳しくは公式サイト へ
http://www.unifrance.jp/yokohama/index2.php

 

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