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来日スターなんでも番付け2004

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真のスターとは決して威張らず、謙虚で心優しい人のこと。それは、ほんのすこしの身のこなしにもにじみ出てしまうはず。

プロとして、人として最高!!
<ミラ・ジョボヴィッチ編>

モデル出身の女優というと、気位がたかくてワガママなイメージを持ってしまう。ミラ・ジョボヴィッチもモデル出身だけに気難しいのかと思っていたが……。時間ぴったりに現れたミラは想像以上に背が高く、シベリアンハスキーのようなシルバーに近いブルーの瞳をしていた。ミラのスタッフがまだ雑談をしていたが、本当に短いインタビュー時間だったのでさっそく始めた。するとミラが「シャラップ ガイズ!(あんたたちだまってよ!)」とピシャリ。続けて「私たちは今、大事な話の最中なんだから! 」と自分のスタッフをしかったのだ。そしてにっこりインタビューアーに向き直ると「ごめんなさいね、続けましょ」と話を始めた。短い時間のインタビューにも手を抜かないミラのプロ根性に感激。思わず"姉さん"と呼びたくなった。ミラのプロ意識の高さはそれだけではなく、写真撮影の際はモデル時代に培ったと思われる自慢のポーズを次々と披露し、有り余るほどさまざまな写真を撮らせてくれた。しかも衣装をノーブラで着ているが、ちっともいやらしくない。ブリブリのヒラヒラの衣装にも関わらずかっこよく着こなすあたりは誰にもマネできない! お見事!

※『バイオハザードⅡ』独占インタビューにて

 

百聞は一見にしかず
<キルスティン・ダンスト編>

『スパイダーマン』シリーズでその人気を不動のものにしたキルスティン・ダンスト。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で美少女子役として活躍してきたが、お年頃になるにつれ"ふけ顔"やら"不細工"やら厳しい評判が立ち始めた。そんな噂を真に受けていたのだが、インタビュー室に現れたキルスティンはそんなイメージとはまったくの別人。背が高くスレンダーで、青空のように透きとおった青い目の超美人! そして太陽のように明るく気さくに話しかけてくれて、インタビュー・スタッフ、1人1人の名前を聞いては、しっかりと目を見ながら握手をしてくれた! こんなに気持ちのいいハリウッドスターは貴重。"近所のおねえちゃん"という言葉がぴったりで、主演作『チアーズ!』で演じたチアガールそのものといった雰囲気を持っていた。

※ 『スパイダーマン2』独占インタビューにて

すべてがキュートなNYのカリスマ
<サラ・ジェシカ・パーカー編>

ついに初来日を果たし、日本のファンの前に姿を現したオシャレ・セレブのサラ・ジェシカ・パーカー。身長が162センチということでアメリカ人にしては小柄だとは思っていたが、実際のサラは想像以上に細くて小柄でキュート。どこか鼻にかかるような声もかわいいのだが、最高にかわいいのはその性格。会見場には応募で当選した一般のファンも参加していて、終始サラに向かって声をかけたり手を振っていたので、サラは登場から質疑応答中、退場するまでずっと笑顔で手を振りっぱなし。それでも疲れた素振りは少しも見せなかった。さらに通訳さんの働きぶりに感心したサラは「彼女の日本語ってすごくきれい、まるで歌を歌っているみたいでしょ」と自ら通訳さんの名前を紹介し大絶賛した。こんなにも周りの人間にやさしい気配りができ、気さくで働き者なセレブがいたとは驚き。

※ 「セックス・アンド・ザ・シティ」DVD発売記念記者会見にて

ハリウッドの自然児
<ジャック・ブラック編>

その、うさんくさそうな外見とは異なり中身は"最高にいいヤツ"。この日はインタビュー続きで疲れがピークにきているころだったのか、最初の方は少し眠たそうで目を閉じながら受け答えしていたジャック。しかし次第にロック魂に火がついてジェスチャーも激しくなってきた。写真撮影で「動いてみせて」の言葉でさらに火がつき本領発揮! 「オレに動けと言ってしまったな?」といたずらっぽい表情を見せたあと、泣いたり笑ったり、叫んだりとさまざまなポーズをとってくれた。それだけとどまらず、インタビューアーを引っ張り込み、2人ではじけまくって大暴れ。放っておいたら永遠にポーズをとり続けるかのような勢いは、サービス精神旺盛の域をはるかに超えてぶっ飛んでいた。この調子でインタビューを受けていたら……それは疲れることでしょう。

※ 『スクール・オブ・ロック』独占インタビューにて

オスカー女優は癒し系お嬢様
<グウィネス・パルトロウ編>

ブラピの元恋人だったり、親友から役を奪ったりという過去があるからか、"ブス"だの"ワガママ"だのとバッシングが激しい。来日もなかなか実現しなかったので、日本嫌いだとの噂まで立てられていた。写真は日本のファンとマスコミの前に初めて登場した、記念すべき舞台あいさつでのグウィネス。黒のプラダでシックに決めた姿は一児の母とは思えないほどスレンダーで、大勢の観客を前に緊張している様はとても初々しかった。優しそうな声で少しゆっくりと喋る話し方や、ファンに向かって一生懸命投げキスをするグウィネスは、今までの噂とはまったくの別人! 本当に性格のいい「お嬢様」といった印象。きっと"真のお嬢様"なので、その行動が一般人には誤解を与えてしまっていたのかも。

※ 『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』舞台挨拶にて

韓国の大和なでしこ
<チェ・ジウ編>

古き良き日本女性をほうふつさせる古風な美女で、ヨン様をはじめアジア各国でファンをとりこにしたチェ・ジウ。その透明感のある美しさは、日本女性も羨望のまなざしを送っているが、チェ・ジウはそれだけではない。愛くるしい笑顔の持ち主のうえに、礼儀正しい性格で、"大和なでしこ"という言葉がピッタリの女性なのだ。そんな一面が垣間見られた来日会見でのエピソードがある。質疑応答中チェ・ジウはコップの水を横向きで飲んでいたが、これは韓国のマナーで、目上の人の前で飲み物を飲む際は顔を背けるという作法に従ったと思われる。確かに目の前には大勢のカメラマンたちがいたが、日本のマスコミ全体を尊重している気持ちの現れ。 「こういったさりげない仕草に人間性が出る」と再認識させられた。

※『誰にでも秘密がある』来日記者会見にて

整った顔で……パクリッ
<アンディ・ラウ編>

香港の四天王として絶大な人気を誇る大スターのアンディ・ラウ。大勢のスタッフを引き連れて現れ、スタッフが色々な禁止事項について厳しく取り仕切る。しかし等の本人アンディはいたって自然体。ちょうど節分の日だったこともあり、インタビューアーが太巻きを差し入れに持参。興味津々のアンディは「どっちを向いて食べると縁起がいいんだっけ? 」とキョロキョロしながら太巻きを握ると……ガブリ! そのまま噛り付くという豪快な食べっぷり。端正な顔立ちからは想像もできないような一瞬のできごとだった。慌てたスタッフが大急ぎでナイフを持ってきたが、アンディは一切気にしていない様子。見た目によらず、実はおおざっぱな性格なのかも。

※『フルタイム・キラー』独占インタビューにて

天から3物を与えられたオスカー女優
<ハル・ベリー編>

抜群のスタイルでどんな服でも着こなしてしまうことから「ベスト・ドレッサー」にもランクインしたハル・ベリーは、オスカー像も手にしている演技派。それだけでも十分すごいのに、天はもうひとつ才能を彼女に授けていた!  ハルは業界人も認めるほど性格美人でもあるのだ。まさかあんなに美人で性格までいいスターがいるとは信じがたいが、会見中にそのことを証明する事件が起こった。最前列に座っていたカメラマンが咳き込んでいたのだが、誰も気にとめることなく会見は進められていた。しかし、ハルは気が付いていたのだ。そしていきなり席を立つと、自分用に用意されていたペットボトルを持ってカメラマンの元へ駆けつけたのだ!  会場の人々は何が起きたのやらわからず目をパチクリ。ハルはカメラマンが落ち着くと、安心したように席に戻っていった。なんてやさしい人!

※『ゴシカ』来日記者会見にて

世界一セクシーは瞳の本当の色は……
<ジュード・ロウ編>

今年"最もセクシーな男"に選ばれたジュードは、独身貴族の生活を楽しんでいる真っ最中。今年4月の初来日から約半年で再来日を果たした。美男を見飽きている女優が口々に「ジュードは世界で一番美しい瞳をしているわ」と賞賛するほど。一体どんな瞳をしているというのやら……。明るい光が差し込む部屋にたたずむジュード、振り返ったその瞳は薄い緑色に輝く宝石そのもの! あまりに美しくて、目を見ながら話すことなんてほとんど無理。にも関わらず気さくに握手を求めてくる好青年。かと思えば、写真が苦手で恥ずかしそうに下をむいてしまうかわいらしい一面もある。そのギャップがたまらない。

※『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』独占インタビューにて

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