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まほのもっと素敵にハリウッド5

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まほの子連れディボーシングinテキサス旅行の巻 

その5 ついについに別れの時が~の巻


 みなさま、長いお休みをいただきましたが、まほちゃんがふたたびFLiXムービーサイトに帰ってまいりました! 実は子どもは生まれたのですが離婚することになってしまったまほちゃんは、しばらくハリウッドには戻りません。てな訳で現在進行形のお話しではないのですが、まほちゃんがハリウッドにいた時に起きたいろいろなネタと、まわりでおきていることを織り交ぜながらまほちゃんが「もっと素敵にハリウッド」を語りつくします!
【まほちゃんのこれまで】映画の仕事がしたい!そう思ったまほは、19歳の時、ろくに英語もできないのに単身ハリウッドへ! そこでうまくインターンやエキストラとして、ハリウッドにももぐりこんだまほだったが、ほどなくして妊娠が発覚。もちろん、お相手は現地のアメリカンボーイ。結婚して出産のため日本に一時帰国……のはずだったが、彼と離婚するはめになり、新しい道を選ぶことを決断する。

■離婚式のはじまりぃ~

 ギャラリアでのたのしーいショッピングタイムを終えた私はるんるんで、ホテルに帰り、ついに離婚式の始まり始まりー。

とりあえず、まずはごごちそうを食おうぜってことで貧乏ロビーと私は一人一枚のピザを! うーんなんてゼイタク! ピザ食いながらがんがんに音楽を流してお次はダンスターイム! 

親子3人汗水垂らして踊る踊る! いえいいえい! と変なテンションで盛り上がるクリスマスの夜……。どこまでいっても明るい私たちなのでありました。

そこへ巨体ロビーの弟がシャンパンをもって部屋を訪れてくれました。

「いえーい。お前ら今夜離婚だってー? おめでとー!」

やっぱりロビオ弟。君あんまり関係ないのに。アメリカ人はやっぱりお祭り好きなのだ。でもホリーに知られたら大変なのでそこはこそこそきたらしい。おそるべしホリー!

シャンパンポーン空けたら今度は「メモリーターイム!」とろびおがはしゃぎだした。山手線ゲームみたいに二人の思い出をいっこずつあげてしんみりしようという企画。


■一番おいしかった手料理は…!

「えーとおれはねーおれはねー、マホが超うまいカレー作ってくれたってアニキが電話してきたとき!」

とやっぱりあんまり関係ないのに、いきなり一番手のロビー弟。そういやカレーがうまい!って実家に電話してたなあロビー。あれ、レトルトなのに……すまねえロビー。

「あーそんなこともあったっけかなあ。いやあマホのカレーは最高だけど、マホのママの作ったカレーもうまかったなあ。」

ごめん。お母ちゃんの作ったカレーもボンカレーじゃ。どこまでもだまされてかわいそうなロビー。すまねえ……。とりあえず、とっととはなしをすり替えるためにちょっとうそ泣きしながら

「私はやっぱり結婚式だなあ。なんか大変だったけど面白かった。ロビー骨折するし、指輪は忘れるし、(詳しくは「マホのどたばた結婚式」参照!)」

「俺はまほにちんちん切られそうになったとき」(ロビオ談)

「あーアニキ泣きながら電話してきたねー。俺のヨメは鬼だって。ぎゃはは」
読者のみなさんごめんなさい。言ってなかった…。この話はまた今度……。

■ジャパニーズ離婚届はペラペラの紙

でもやっぱり二人の一番の生ける思い出はかむたんだね~。別れてもこいつだけは元気に育ってもらいたい。っていうのは2人の夢だ。

「さ~しんみりしたところで調印式始め~!!」

ってやっぱりあんま関係ないのに仕切るロビオ弟。
あ~~~~~~~~~~~これで私も晴れて独身になれるんだわ! とるんるんで離婚届を渡すとロビオと弟が止まってた。

「なにこのぺらぺらなの」

「ぺらぺらとか言うな~ジャパニーズ離婚届じゃ~!」

「え~なんかやすっぽーい。テンション下がる~」

「うっせー!つべこべ言わずにサインしやがれ~!」

2人でペンをもってまたまたケンカになっていると日本の離婚届をみたロビオ弟がすっかりテンションを落としてMTVに見入っていた。いったいこいつらどんな離婚届を期待していたっていうのだ……。しかもロビオ弟「世界のセレブの結婚式特集」みてやがる! タイミング、ワル~

というわけで私たちはしょんぼり「世界のセレブの結婚式特集」をみながら、離婚届を書くハメに……。
ロビオのアホみたいなやたらポップなサインをみてまたまたしょんぼりしているとロビオの弟が騒ぎだした。

■コイツとは一生ありえねえ

「観てみて!!マークアンソニーだ!この人一回離婚してまたおんなじ相手と再婚したんだって アニキたちもこれやってよ!」

「きゃ~ロマンチック!素敵! 俺達もやろうよまほ~」

「きゃ~ほんと!素敵~」

ひととおりみんなで大はしゃぎしてはたとロビオと目が合い互いに同じことを考えていることを瞬時に悟った。

「こいつとはもう一生あり得ねえ……」

あばよロビーーーーーーーー! こうして私は晴れて第二の人生を踏み出したのでありましたア!!

 【次回へ続く】


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