英題:Cars
監督:ジョン・ラセター
製作・主演:トム・クルーズ
キャスト:オーウェン・ウィルソン、 ラリー・ザ・ケーブル・ガイ、ポール・ニューマン
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新人レーサーのライトニング・マックイーン(声:オーウェン・ウィルソン)は、レーサーとして絶頂期を迎えていた。しかし、回りのレーサーたちが温かいクルー・ピットの仲間たちに支えられているなか、いつでも自分中心のライトニングは1人ぼっちだった……。そんなとき、彼はひょんなことから田舎町のラジエーター・スプリングスに迷い込んでしまう。そこには、ライトニングが知らなかった“友達”がいた。ボロボロにさびついた車のメーター、長老のドック・ハドソン、そして弁護士のサリー。ラジエーター・スプリングスの仲間たちに囲まれて、ライトニングは一番大切なことに気付いていく……。 |
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現在、サマーバケーション中のアメリカの小学生、中学生、高校生(?)、ひまをもてあましているキッズたちが待ちに待っていたのがこの『カーズ』だ。ピクサーの最新作でもある本作は、『ファインディング・ニモ』、『トイ・ストーリー』と、大ヒット作が過去作品に名を連ねているだけあって、子どもたちの期待もハンパではなかったよう。その期待が反映してか、6月9日に公開以来トップを2週連続でキープ! 夏休み向けの大作を抑えてのこの成績はさすがピクサー。それでも、『ファインディング・ニモ』、『モンスターズ・インク』の興行収入には届かなかった『カーズ』。やはり、車がキャラクターということで、アメリカの女の子たちの興味を引くのは難しかったようだ。 |
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<オーウェン・ウィルソン>
何かとばかにされることが多いボールドウィン兄弟に続く兄弟俳優の“お兄ちゃんの方”。2枚目な役柄が多い弟のルークに比べて、オーウェンはコメディ一直線の兆しが……。無造作な金髪が印象的だった『シャンハイ・ヌーン』では、ジャッキー・チェンと息の合ったアクションを見せてくれました。また、監督のウェス・クレイヴンとは大学時代からの親友で、『ロイヤル・テネンバウムス』では、ウェスと一緒に脚本も執筆。ルークと兄弟役を演じた本作は、アカデミー賞にノミネートされるなど、才能あふれるお兄ちゃんなのです。私生活では、『ショーガール』の意地悪ねーさん、ジーナ・ガーションと結婚。交友関係も広いことで有名なオーウェンは、今年も来年も出演作品が目白押しの人気者なのです! |