英題:The Holiday
監督:ナンシー・メイヤーズ
キャスト:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ

アマンダ(キャメロン・ディアス)は、ハリウッドで大成功を収めている映画予告編制作会社の女社長。ビジネスでは右に出る者はいないほどのやり手だが、恋愛となると自分の気持ちがうまく伝えられず、彼氏にも出て行かれてしまう始末。それでも、失恋に涙も出ない自分にやり場のない空しさを覚えていた。一方イギリスで、記者としてバリバリ働いているアイリス(ケイト・ウィンスレット)も、史上最悪の失恋を経験していた。そんな2人がネットで知り合い、休暇の間だけ、お互いの家を交換することになり……。 |
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今アメリカで大流行しているという「ハウス・エクスチェンジ」。日本人には聞きなれない言葉だが、“休暇の期間中、自分の家も車も交換する”という習慣は、現在ネットでエクスチェンジ相手を探すサイトが急増しているほどの人気ぶり。そんな“ハウス・エクスチェンジ”でロマンティックな恋に落ちる……という本作は、アメリカの女性たちの心をしっかりとつかんだようだ。さらに『恋愛適齢期』で高い評価を得たナンシー・メイヤーズが脚本、監督を務めたことで、アメリカ人に必要なコメディ要素も百点満点。本作が公開されたのは、クリスマス前の12月前半。まさに“ホリデイ”シーズン前の心ときめくタイミングが功を奏し、今は不作といわれている恋愛映画で、初登場3位と好成績を記録した。後半になって、ファミリー向けの作品も続々と公開されたが2006年最後の週も10位以内に収まったのは、なんといっても恋に敏感な女性たちからの強い支持があったはず! |
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<ジュード・ロウ>
1972年、イギリスで生まれたジュードはジョン・レノンの名曲「ヘイ・ジュード」にちなんで“ジュード”と名付けられたという説がとっても濃厚です! 子どものころから、超美少年だったジュードは10代前半で演技に目覚め、12歳のときにナショナル・ユース・シアターに入団。そこで、演技力をコツコツと磨いたジュードは、数々の舞台に立ち、ブロードウェイにまで進出。彼の実力は、トニー賞候補となるほどに……。ジュードって、実は演劇出身の俳優だったんですね! 演技もできて、ルックスもよし! もちろんモテモテのジュード……、でもまだまだモテ期の25歳で女優のサディ・フロストと、とっとと結婚してしまいました。現在は、なんとすでに男女4人の子持ちパパでもあるのです。子どもには、メロメロで、とにかく優しいパパのジュードですが、おしどり夫婦で有名だった奥様とは、2003年に破局。現在は、シエナ・ミラーと付き合ったり、ベビーシッターと火遊びしてみたりと、独身生活を満喫していらっしゃるご様子です。 |