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「第79回アカデミー賞」特集

第79回アカデミー賞

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第79回アカデミー賞特集
1月23日にロサンゼルスのアカデミー本部にて第79回アカデミー賞のノミネートが発表された。『ドリームガールズ』が最多の8部門にノミネートされ、助演女優賞にノミネートされた菊地凛子出演の『バベル』は7部門、クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』5部門で候補に挙がった。授賞式は2月25日(日本時間2月26日)!

作品賞
『バベル』
(C) 2006 by Babel Productions, Inc. AllRights Reserved.
公式サイト作品情報
監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャストブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子
ここに注目!
『21グラム』『アモーレス・ペロス』で世界の注目を集めたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品。アメリカ、モロッコ、メキシコ、日本の4か国で起こった4つの悲劇が同時進行で展開されていく独特なストーリー。いつの間にやら、ブラピが主演ということも、役所広司が出演……ということも忘れ去られて、すべて助演女優賞にノミネートされた菊地凛子に持って行かれています! 豪華キャスト全員の演技を、完全に食ってしまった彼女の活躍で、作品賞も狙います!
『ディパーテッド』
(C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc.
公式サイト作品情報
監督マーティン・スコセッシ
キャストレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ
ここに注目!
警察に潜入したマフィア、そしてマフィアに潜入した警官……。2人の男の生き様をハード・ボイルドに描いた本作。オリジナルは、香港で大ヒットとなった『インファナル・アフェア』シリーズ。巨匠スコセッシとレオナルド・ディカプリオの黄金コンビに、演技派マット・デイモンが加わった豪華な本作は、期待を裏切らない出来上がり! マフィアのボスを演じたジャック・ニコルソンの大張り切りの演技が吉と出るか!?
『硫黄島からの手紙』
(C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc.and Dreamworks LLC. All Rights Reserved
公式サイト作品情報
監督クリント・イーストウッド
キャスト渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮
ここに注目!
第二次世界大戦で、もっとも悲惨な戦闘の舞台となった硫黄島。この戦いを、クリント・イーストウッドがアメリカ、日本、双方の視点で撮った硫黄島2部作。アメリカ編『父親たちの星条旗』、そして日本編『硫黄島からの手紙』。どちらにも作品賞にノミネートされる力強さがあったが、結果は『硫黄島からの手紙』がノミネートされることに。日本軍が絶望の中、自決していく様子をリアルに描いた本作は、作品賞最有力との呼び声も高い!
『リトル・ミス・サンシャイン』
(C) Twentieth Century Fox Photo by Eric Lee
公式サイト作品情報
監督ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
キャストグレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アビゲイル・ブレスリン
ここに注目!
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督が手掛けた初劇場長編作品。メガネッ子の末娘オリーヴが全米美少女コンテストの出場権を得たことで、変わり者が集まったフーヴァー一家の旅が始まる……。オリーヴ役を演じたアビゲイル・ブレスリンが、助演女優賞部門でノミネートされているほか、計4部門でノミネートされている有力候補。ロングランヒットを記録した本作は、アビゲイルのポッコリお腹が、勝負の決め手となるはずです!
『クィーン』
(C) Laurie Sparham/Courtesy of Miramax Films
公式サイト作品情報
監督スティーヴン・フリアーズ
キャストヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェームズ・クロムウェル
ここに注目!
1997年に自動車事故によって逝去したダイアナ元妃の死後、混乱状態となったロイヤル・ファミリー、そして首相になったばかりのブレア首相の姿を描いた本作。ダイアナ元妃との確執(かくしつ)、そして彼女の死後、その死の扱いについて苦悩し続けたエリザベス女王の心情を繊細に描いた秀作として、作品賞にノミネート。スキャンダラスな内容になりかねないドラマをシリアスに描いた点に高い評価が集まっている。
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主演男優賞
レオナルド・ディカプリオ『ブラッド・ダイヤモンド』
John Sciulli / WireImage.com /MediaVast Japan
1974年、アメリカ・カリフォルニア出身。幼少のころから芸能活動を始め、『ギルバート・グレイプ』で一躍注目される。『ロミオ&ジュリエット』でベルリン国際映画祭銀熊(男優)賞を受賞後、『タイタニック』で世界的にブレーク。『ギャング・オブ・ニューヨーク』でマーティン・スコセッシ監督作品に初出演し、ゴールデン・グローブ賞受賞作『アビエイター』、『ディパーテッド』と3度目のコンビを組む。『ブラッド・ダイヤモンド』では紛争国ダイヤの密売人に挑戦している。
ライアン・ゴズリング『ハーフ・ネルソン』(原題)
(C) Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1980年、カナダ・オンタリオ出身。子役としてテレビ番組などで活躍後1996年に映画デビュー後、『タイタンズを忘れない』で注目を集める。批評家の賞賛を浴びた『The Believer』『16歳の合衆国』『完全犯罪クラブ』と順調にキャリアを重ね、『きみに読む物語』で一気にブレーク。ドラッグ中毒の教師を演じた『ハーフ・ネルソン』(原題)では、アカデミー賞のほかインディペンデント・スピリット賞、放送映画批評家協会賞にもノミネートされている若手実力派。
ピーター・オトゥール『ヴィーナス』(原題)
(C)Jon Furniss / WireImage.com / MediaVast Japan
1932年、アイルランド出身。『海賊船』で映画デビュー後、アカデミー賞7部門を制した『アラビアのロレンス』で主演男優賞にノミネートされ、一躍国際派スターに。その後も『冬のライオン』『チップス先生さようなら』などに出演して計7回も同賞候補になっているが、受賞はまだない。人生の晩節に若い娘に恋する老優を好演した『ヴィーナス』(原題)ではゴールデン・グローブ賞候補にもなっており、念願のオスカー受賞を果たせるのか期待も高まる。
ウィル・スミス『幸せのちから』
John Sciulli / WireImage.com / MediaVast Japan
1968年、アメリカ・ペンシルベニア出身。グラミー賞を受賞するなどラップ・ミュージシャンとして活躍後、1992年に映画界進出。その後『インデペンデンス・デイ』『メン・イン・ブラック』『アイ,ロボット』と順調にキャリアを重ね、トップスターとなる。伝記映画『アリ』ではアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞に初ノミネート。ホームレスから億万長者となった実在の人物を演じた『幸せのちから』では、実の息子と父子役で初共演を果たしている。
フォレスト・ウィッテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』
(C)Stephen Lovekin / WireImage.com / MediaVast Japan
1961年、アメリカ・テキサス出身。南カリフォルニア大学で演劇を学び、1982年『初体験/リッジモント・ハイ』で映画デビュー。その後『プラトーン』などで印象に残る演技を見せ、『バード』でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞。以降も確かな演技力で着実にキャリアを重ね、脚本や監督も手掛ける多彩な才能を発揮。ウガンダの独裁者アミン元大統領を演じた『ラストキング・オブ・スコットランド』では、ゴールデングローブ主演男優賞を受賞。前哨戦を制したことからオスカー本命との呼び声も高い。
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主演女優賞
ペネロペ・クルス『ボルベール <帰郷>』
(C)John Sciulli / WireImage.com / MediaVast Japan
1974年、スペイン出身。1992年に『ハモンハモン』でデビューし、数年でスペインを代表する女優に成長。1998年に出演したペドロ・アルモドバル監督『オール・アバウト・マイ・マザー』が、アカデミー賞外国語映画賞を受賞すると、ペネロペは一気にハリウッドからの注目の的となる。その後、『すべての美しい馬』『バニラ・スカイ』などハリウッド映画に出演。久しぶりに組んだアルモドバル監督の『ボルベール <帰郷>』で、初めて主演女優賞にノミネートされた。
ジュディ・デンチ『あるスキャンダルの覚え書き』
(C)Jon Furniss / WireImage.com / MediaVast Japan
1934年、イギリス・ヨーク出身。舞台デビューから半世紀以上、ナショナル・シアターなどで活躍してきた。1960年代から映画界にも進出し、現在もコンスタントに出演。『007』シリーズでは、ジェームス・ボンドのMI6の上司「M」役でもおなじみ。1997年には『Queen Victoria 至上の恋』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞、1999年には『恋に落ちたシェイクスピア』でアカデミー賞助演女優賞を受賞。今回の『あるスキャンダルの覚え書き』で、3年連続でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。
ヘレン・ミレン『クィーン』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1945年、イギリス・ロンドン出身。1965年に演劇からキャリアをスタートし、芝居、映画、テレビドラマと幅広く活躍する英国を代表する女優。『2010年』『コックと泥棒、その妻と愛人』『ゴスフォード・パーク』などに出演、エキセントリックな役柄を見事にこなす。今年のゴールデン・グローブ賞では、エリザベス1世を演じた「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」でテレビドラマ部門の主演女優賞を受賞。ドラマ映画部門では、エリザベス2世を演じた映画『クィーン』で主演女優賞を獲得し、女王役でのゴールデン・グローブ賞2冠受賞で話題となった。
メリル・ストリープ『プラダを着た悪魔』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1949年、アメリカ・ニュージャージー州出身。1977年に映画デビューを果たす。翌年出演したマイケル・チミノ監督『ディア・ハンター』でアカデミー主演女優賞にノミネートされて以来、今回で史上最多14回目のノミネートとなった言わずと知れた大女優。『クレイマー・クレイマー』で助演女優賞、『ソフィーの選択』で主演女優賞を獲得。『プラダを着た悪魔』ではファッション誌の鬼編集長をさっそうと演じ、ゴールデン・グローブ賞、全米批評家協会賞、英国アカデミー賞の各賞レースで主演女優賞を受賞している。
ケイト・ウィンスレット『リトル・チルドレン』(原題)
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1975年、イギリス・バークシャー出身。舞台役者で演劇学校を経営する両親のもとに生まれる。夫は舞台・映画監督のサム・メンデス。17歳のときに、ピーター・ジャクソン監督『乙女の祈り』でデビュー。2作目となったアン・リー監督の『いつか晴れた日に』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、若手演技派女優としての評価が高まった。『タイタニック』『エターナル・サンシャイン』など、オーソドックスな歴史大作からアート系まで出演作は多彩。この『リトル・チルドレン』ですでに5度目のアカデミー賞ノミネートとなる。
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助演男優賞
アラン・アーキン『リトル・ミス・サンシャイン』
(C)Michael Bezjian / WireImage.com / MediaVast Japan
1934年、アメリカ・ニューヨーク出身。もともと舞台俳優だったが、映画デビュー作の『アメリカ上陸作戦』でいきなり主演男優賞にノミネートされた経歴を持つ。『暗くなるまで待って』『愛すれど心さびしく』『あきれたあきれた大作戦』などキャリアも豊富。38年ぶり3度目の候補となった『リトル・ミス・サンシャイン』では、ヘロイン中毒でワガママ放題ながらも孫娘を心から愛する祖父をパワフルに演じて、強烈な印象を残した
ジャッキー・アール・ヘイリー『リトル・チルドレン』(原題)
(C)John Shearer / WireImage.com / MediaVast Japan
1961年、アメリカ・カリフォルニア出身。『がんばれベアーズ』で活躍した子役といえば、往年の映画ファンにはピンとくるだろう。長らくキャリアは低迷していたが、『リトル・チルドレン』では小児性愛の傾向がある元服役囚という複雑な役柄を演じこなし、NY批評家協会賞を受賞。その名をふたたびハリウッドに知らしめ、初ノミネートを果たした。最新作『オール・ザ・キングスメン』では、ショーン・ペンやジュード・ロウなどハリウッドを代表するスターと共演し、話題作への出演が続く。
ジャイモン・フンスー『ブラッド・ダイヤモンド』
(C)Ferdaus Shamim / WireImage.com / MediaVast Japan
1964年、西アフリカ・ベナン共和国出身。元モデルだけあって、鍛え抜かれた肉体の持ち主。『アミスタッド』で自由を求めて立ち上がる奴隷たちのリーダーを演じてゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で初めてアカデミー賞候補となる。2度目のノミネートを果たした『ブラッド・ダイヤモンド』では、家族を取り戻すために闘う父親を力強く演じている。
エディ・マーフィ『ドリームガールズ』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1961年、アメリカ・ニューヨーク出身。テレビショー「サタデー・ナイト・ライブ」で頭角を現し、『ナッティ・プロフェッサー』シリーズや『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズなどのコメディー映画で個性を発揮してきた。近年は『シュレック』シリーズで声優としても活躍。初のオスカー候補となった『ドリームガールズ』では、時代の波にのまれるスター歌手にふんし、華やかさと哀愁の両面を表現している。
マーク・ウォールバーグ『ディパーテッド』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1971年、アメリカ・マサチューセッツ出身。ラップグループ「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」のメンバーとしてデビュー。音楽活動をする一方、カルバン・クラインの下着モデルとしても話題になった。主演を務めた『ブギーナイツ』で演技力を評価され、数々の話題作に出演して俳優のキャリアを築きあげた。『ディパーテッド』のキャスト陣では唯一の候補入り。腕利きの刑事役で確かな存在感を発揮し、初ノミネートを果たす。
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助演女優賞
アドリアナ・バラザ『バベル』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
日本での知名度は低いが、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の出世作『アモーレス・ペロス』の主人公の母親役などで国際的に活躍。監督としても数多くの映画やテレビドラマの製作を手掛け、『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』ではアクセント指導も務めるなど、多彩な才能を発揮。『バベル』ではメキシコ人の家政婦役で見事な演技を披露し、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞にもノミネートされた。
ケイト・ブランシェット『あるスキャンダルの覚え書き』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1969年、オーストラリア・メルボルン出身。1994年『ポリス・レスキュー』(原題)で映画デビュー後、『オスカーとルシンダ』で注目を集める。『エリザベス』でゴールデン・グローブ賞ほか各国の主要映画賞に輝き、世界のトップに踊り出る。その後も実力派女優として活躍し、『アビエイター』でアカデミー賞助演女優賞を受賞。教え子と関係を持ってしまう女性教師を演じた『あるスキャンダルの覚え書き』では、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。
アビゲイル・ブレスリン『リトル・ミス・サンシャイン』
 
1996年、アメリカ・ニューヨーク州出身。兄スペンサーが子役として活躍していた影響で3歳から芸能活動を始め、5歳のときに『サイン』で映画デビュー。『プリティ・ヘレン』などに出演するほか、人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」の司会者ジェイ・レノのお気に入りゲストとしても知られる。ミスコン女王を夢見る少女を演じた『リトル・ミス・サンシャイン』では、放送映画批評家協会賞若手女優賞、東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞している。
ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1981年、アメリカ・イリノイ州シカゴ出身。聖歌隊のメンバーだった祖母の影響で、少女時代から数多くのショーやミュージカルで活躍。2004年にアメリカの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」で全国進出を果たし、一躍注目を浴びる。デビュー作『ドリームガールズ』ではグラミー賞受賞者ビヨンセを圧倒するパフォーマンスを披露。同作でニューヨーク批評家協会賞、ゴールデン・グローブ賞受賞に加え、アカデミー賞初ノミネートという快挙を成し遂げた。
菊地凛子『バベル』
(C)Amy Graves / WireImage.com / MediaVast Japan
1981年、神奈川県出身。1999年に『生きたい』で映画デビュー後、『空の穴』『誰がために』「私立探偵 濱マイク」などに出演。ハリウッド進出作『バベル』では、1年以上にわたるオーディションの末、数百人の候補者の中から聾唖(ろうあ)の女子高校生役を獲得。同作での体当たり演技が絶賛され、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、数々の賞レースを騒がせた。日本人女優として49年ぶりにアカデミー賞候補に選ばれ、今後さらなる活躍が期待される。
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監督賞
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『バベル』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1963年、メキシコ出身。2000年、ガエル・ガルシア・ベルナル主演『アモーレス・ペロス』を発表し、カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ、東京国際映画祭でグランプリを獲得するなど一躍脚光を浴びる。これまでの監督作品は『アモーレス・ペロス』『21グラム』のほか4本。複数の物語が複雑に交錯していくという独自のストーリー展開で、観客を引きつける。監督デビューからわずか10年でアカデミー賞にノミネートされた若き天才。
マーティン・スコセッシ『ディパーテッド』
(C)Jun Sato / WireImage.com / MediaVast Japan
1942年、アメリカ・ニューヨーク出身。シシリー移民の両親と共にリトルイタリーで育つ。ニューヨーク大学を卒業後は監督として活動を開始。1976年には、ロバート・デ・ニーロをスターダムにのし上げた『タクシードライバー』を発表して、脚光を浴びる。ハリウッドの巨匠と呼ばれながらも、アカデミー賞とは相性が悪く、過去、監督賞5回、脚本賞2回通算7回のノミネートをされながらも、すべて受賞を逃しており、今回は悲願の受賞となるか行方が注目されている。
クリント・イーストウッド『硫黄島からの手紙』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1930年、アメリカ・カリフォルニア州出身。1964年『荒野の用心棒』で脚光を浴びると、『ダーティハリー』シリーズでハリウッドスターの仲間入りを果たす。役者として活躍するかたわら、1971年『恐怖のメロディ』で監督デビュー。1993年には『許されざる者』、2005年『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー監督賞を受賞している。『クィーン』のスティーヴン、『ディパーテッド』のマーティンとの還暦越えコンビか、『バベル』のアレハンドロ、『ユナイテッド93』のポールの若い監督たちが勝つか。世代を越えた受賞レースに注目したい!
スティーヴン・フリアーズ『クィーン』
(C)Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan
1941年、イギリス出身。イギリスBBCにて多くの番組を演出し、1985年テレビ用映画として監督した『マイ・ビューティフル・ランドレット』が劇場で公開されて注目を浴びる。その後、『危険な関係』『ジキル&ハイド』『ハイ・フィデリティ』などさまざまなジャンルの映画を手掛ける。『ヘンダーソン夫人の贈り物』ではジュディ・デンチ、『クィーン』ではヘレン・ミレンと熟年の女優を主役に据えた作品で、手腕を発揮する!
ポール・グリーングラス『ユナイテッド93』
(C)Jean Baptiste Lacroix / WireImage.com / MediaVastJapan
1955年、イギリス出身。主にドキュメンタリーを手掛け、ジャーナリストとしても活躍。本作では9.11のテロを扱い、あまりに重過ぎる内容に、多くの監督が二の足を踏んでいる中、監督に名乗りをあげたポール・グリーングラス。報道では、乗客が家族に機内から電話をしていたことから、「LET’S ROLL(みんな、いくぞ!)」とテロリストに立ち向かったことが大きく報じられたが、決して感動的に描かず、恐怖に直面しながらも正義のために立ち上がった人間の姿を淡々と描いたグリーングラス監督も、注目の一人!

長編アニメ賞:『ハッピー フィート』

 

外国語映画賞:『善き人のためのソナタ』

 

美術賞:『パンズ・ラビリンス』

 

視覚効果賞:『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

 

撮影賞:『パンズ・ラビリンス』

 

メイクアップ賞:『パンズ・ラビリンス』

 

短編映画実写賞:『ウエスト・バンク・ストーリー』(原題)

 

音響編集賞:『硫黄島からの手紙』

 

録音賞:『ドリームガールズ』

 

衣装デザイン賞:『マリー・アントワネット』

 

脚色賞:『ディパーテッド』

 

 
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