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2007年2月

スター編集後記

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スター編集後記:2月
インタビューでお会いする生スターのみなさんの中で特に印象に残った方を、シネマトゥデイの編集部が編集後記として月ごとにまとめてご紹介します。インタビューページで表現できなかったことやささいなことをきわめて主観的な言葉でお伝えします。
寺島進『アンフェア The movie』
現在シネマトゥデイで「アニキに聞けよ!」を連載している寺島進。いつもは、ジャージ姿で、リラックスしながら行われている取材ですが、今回は『アンフェア the movie』の出演者として、インタビューページに堂々登場! スーツ姿で登場したアニキは、「なんだよ、今日は、かしこまっちゃってて、シネマツデイに照れちまうぜ~」となぜかガチガチでした。
 
それでも一度インタビューが始まると、いつものアニキ節は絶好調!語っているうちに「自分が何を言ってんだか、分かんなくなっちまったじゃねーか!」と混乱してしまってみたり、おちゃめなアニキの魅力全開のインタビューとなりました。また、「寺島さんにとってアンフェアなことは?」との質問には、「映画の主題歌が変わっちゃったことで、これまでずっとドラマ「アンフェア」のテーマソングを歌ってくれていたFACEが使われなかったこと」とヒヤヒヤのお答え。「レコード会社の戦略なのは分かるけど、おれの中で「アンファア」はやっぱあの曲がテーマだからさ! 一回も使わないのはかわいそうだよな……。おい、お前! このコメントぜったい載せろよ!」と迫るアニキに、冷や汗が……。ちゃんとこちらにのっけましたから、勘弁してください! アニキ!
言葉は悪くても、本当は義理固い、寺島進らしいコメントを聞くことができたインタビューだったのでした。
 
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『さくらん』 土屋アンナ&蜷川実花

 

『さくらん』で、自由奔放な花魁(おいらん)を熱演した土屋アンナと、蜷川実花監督のインタビューは、大盛り上がりのガールズ・トークになりました。実は、前回『どろろ』でシネマトゥデイの取材を受けていた土屋アンナでしたが、今回はまっ金髪のクルクル巻き髪で登場! あまりのかわいらしさに「バービーちゃんみたい! かわい~!」とスタッフから歓声が上がると、ちょっと恥ずかしそうにしていたアンナちゃんがとってもかわいらしかったのです。
 
「女だらけの現場なんて、やりづらくてめんどくさいよ~!」と話す土屋の言葉に、大爆笑の蜷川監督が、「アンナちゃんって、ほんとに歯に衣着せずに話すでしょ? だから、ほんと大スキ!」とラブラブ状態だったのです。なんと、ケンカまでするというほど仲良しな2人は「初ゲンカはメキシコだよね! ホテルの部屋のドアの下に、“ごめんね”って書いてスッと入れたりしてた。マジはずかしーよ!と初めてのケンカエピソードまで告白してくれました。「あんたたち! ちょっと私のパンツ見ないでよね!」といきなりスタッフに突っ込んだり、「こんなスーツだと、OLとかやりたくなっちゃう! 社長! お茶は自分で入れてください!」と1人小芝居を始めてみたり……。役柄と同じく自由奔放なアンナちゃんの魅力に、現場のスタッフみんながとろけてしまった取材になりました。
 
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『パフューム』桜塚やっくん
映画『パフューム』の宣伝部長を担っているとにかく面白い桜塚やっくんに、編集部みんなが笑わせられてしまいました。面白いのは、お笑い芸人だから、もちろんだとは思うんですが、なによりも驚かされたのは、その超きれいな肌! めちゃくちゃきれいなんです! おひげの跡も、あまり分からないくらいだし、もっちりしたモチ肌具合は、ため息がでちゃうほど! インタビュアーが、「どうして、そんなにキレイなお肌なんですか!?」と問い詰めてみると、「うるっさいわよ! あんたたちなんかに、言うわけないでしょ!」と怒涛のかわしを見せました。あとで、関係者に内緒でヒミツを聞いてみたところ、「ファンデーション」にヒミツがあるそうなんです! なんのファンデーションか、気になってしまいますよね!
 
そんなモチ肌のやっくんですが、インタビューにはとってもまじめに答えてくれました。大学では、映画を専攻していたらしく、「映画を語らせたら、あたしはヤバイよ!」と言うとおり、シーンの説明もかなりことこまか……。「ほんとは、まじめな人なんだなあ」と思い始めたところに、実はお気に入りの香りが“青魚の匂い”と暴露! さらには、「指と指のあいだのにおいを嗅ぐのが、あたいは好きなんだ!」どんなにまじめに話していても、最後はやっぱり落としてしまう、芸人やっくんのインタビューだったのでした。
 
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『ゴーストライダー』ニコラス・ケイジ

 

 
『ゴーストライダー』のニコラス・ケイジは、ようやくようやく大好きなマーヴェルコミックのヒーローを演じることができて、大喜び! インタビューもとにかくご機嫌で、『ゴーストライダー』にメロメロなニコちゃんだったのでした。実は、『スーパーマン』のオーディションを密かに受けていたニコちゃん……。胸に“S”の入ったスーツを着て、カメラテストに臨んだら、その姿をみた監督がツボに入ってしまい、笑いが止まらなくなってしまったそうな……。結局「もう! 笑いすぎ!」と怒ってしまったニコちゃん、そして案の定『スーパーマン』のオーディションには落ちてしまった彼ですが、そんな苦労も乗り越えてようやくつかんだマーヴェル・ヒーローだったのでした。
 
机の上に置いてあった、ゴーストライダーのおもちゃを手にとって「ハーイ! ボク、ニコラスだよ~」とふざけまくる少年のようなニコラス。また、日本食が大好き! と語るニコラスは「ロスの日本料理屋さんに行ったときに、僕があるアドバイスをしたの。それはね、海老のお刺身を半分に切って、そんで、そのお刺身にウニを挟むんだよ! これが、また最高においしくてさ。板前さんに教えてあげたら、なんと次からメニューに載っていたのさ! すごいでしょ? 海老のウニばさみを考案したのは、まぎれもないニコラス・ケイジってことを覚えておいて!」と自慢しまくり。2作目への意欲も満々のニコラスは、今までにないニコニコインタビューとなったのでした。
 
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