アニキに聞けよ! 第82回 週刊 寺島進 2008年1月16日 皆さん、明けましておめでとうございます。 昨年は、たくさんの励ましのお言葉、そして、お悩みのメールをいただき、本当にありがとうございました。 今年も、アニキともども頑張ります! 今年最初のお悩みは、人生に行き詰ってしまった旦那さんに苦悩する主婦の方から! 「重いなあ……」と言いつつ、一生懸命考えてくれました! 2008/01/15 みんな、明けましておめでとう! 今年もよろしくなあ~。 新年一発目は、珍しい寺島の警官姿だ! どこで見れるかはお楽しみだけどな! <出演情報> ~映画~ ・陣内孝則監督作品『SMILE』全国東宝系にて公開中 ~雑誌~ ・日経BP社 「大人のロック」にて、“寺島進のロック魂×ロック映画”連載中! ~TV~ ・「薔薇のない花屋」フジテレビ系列にて、毎週月曜日夜9時より、絶賛放映中! ~CM~ ・「日本盛」CM放映中! ・ロッテ「BLACK BLACK」CM放映中! ・ロッテ「La Menta♪」CM放映中! ・P&G ファブリーズ 寺島 進様。 寺島さんに一目惚れしてから、だいぶたちますが、 寺島さんに相談ができるなんて、夢のようです。 私は36才で、医療事務をしています。 家では44才の旦那(そうです!寺島さんと同じ年です!)と小学6年生の娘(私の連れ子)と暮らして8年目を迎えています。 旦那にも24才を筆頭に3人の娘がいて、すでに5人の孫がいます。 相談というのは、旦那の事です。 20年以上大工をしていたのですが、腕・腰・膝共に悪くしてしまい、今は自宅でインターネットの仕事を少ししています。 職人を辞めてから、うつになってしまい、お酒・睡眠薬を乱用しているような状況です。 私と娘のことはとても愛してくれていますが、 どうも旦那に言わせると旦那は職人堅気な性格で、 私と娘の『天然さ』が許せなく、ストレスになるらしく、 お酒飲んで家中ひっくり返すほど暴れることもしばしばです。 私も娘も気を張って、気を使って努力しているつもりなのですが、それでも満足しないようです。 こんな生活にだいぶ私もつかれてしまい、娘の事も考えて離婚も考えました。 でも、旦那がどんなに暴れても、暴力を振るっても娘は『離婚しないで』と言います。 どうか、こんな私に何か助言を頂けないでしょうか・・・。 おれに、一目ぼれかよ(照) う~ん。新年早々重いねえ~。 これは何を言っても聞かないだろうなぁ……。 今は……。 ただ睡眠薬とお酒は良くないよ。 精神状態もますますおかしくなっちゃうと思うし。 いいことないから、何とか止めてもらわなきゃね。 まあ職人やってた人が、今は全然ちがう仕事をしてるっていうのはつらいと思うけどな……。 切り替えがまだできてないんだろうし。 手作りの仕事をしてたひとが、コンピューターだろ? これはストレスたまると思うよ。 男って、仕事ができなくなると精神的にめいるからね。 でも、あなたと娘の天然さがストレスなの? おれはそういうの好きだけどなあ。 逆に救われると思うけど……。 笑いがあった方がいいんだぜ。 でもまだ44だろ? 若いのになあ……。 兄弟と母親亡くしてるのがでかいのかな。 母親亡くすってつらいよな。 おれは逆に父親を亡くしてて、そうすると「母親支えるためにも、頑張んなきゃ……」って思うんだよ。 だから男が母親亡くすと逆につらいかもな。 これはでも44になってやっちゃいけないね。 破滅的すぎるというか。 おれはね、家族のせいというより、やっぱり仕事だと思う。 家族には、甘えてるんだよ。 生きていくことには、気構えが大切だと思うけどおれは、だんなさん、その“気”を自分で殺しちゃってると思う。 酒や、薬や、そういうもので。 それで自殺願望が生まれちゃうんだよ……。 まあ、酒はとにかく、薬と一緒に飲ませるのを止めさせないと。 酒飲んでたら分かんないだろうから、薬をビタミンとか、錠剤のウコンとかに変えちゃえばいいんだよ(笑)。 精神的なものは簡単には直らないけど、この薬と酒っていう悪いミックスを止めさせるべきだよ。 あとは、専門家に電話しなさいっ! だんなの“気”が戻るといいな! このページの掲載内容については、編集部が必要と判断した場合には、 告知なく変更させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。 「寺島進のアニキに聞けよ!」は毎週火曜日更新の予定ですが、 諸事情により更新時間が遅くなってしまう場合があります。 読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、 ご理解の程よろしくお願いいたします。 お悩みをサイト上でご紹介させていただいた方には、 寺島アニキからの激励メッセージ付き色紙をプレゼントいたします! お悩みどしどしお送りください!! (採用された方には編集部から、追ってご連絡いたします。) メールはこちらまで→ aniki@cinematoday.jp [PR]