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12月

全米話題作

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全米話題作12月
米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介します。
2007年10月の初登場1位を飾ったのはどの作品か!?
今月も話題作が目白押しです!
『魔法にかけられて』
全米初登場 1位 11/30-12/2順位 1位

英題:ENCHANTED
監督:ケヴィン・リマ
キャスト:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン
 
ストーリー

“アニメーションの世界”に暮らす心優しいプリンセスのジゼル(エイミー・アダムス)は、夢にまで見た王子様との結婚式の当日、意地悪な魔女に騙されて魔 法をかけられてしまい、世にも恐ろしい世界へ追放されてしまう。そこは“おとぎの国”とは正反対の刺激的な“現代のニューヨーク”で、ジゼルはパニックに 陥ってしまう。
チェック!
一般的な童話ならば、現代に暮らす普通の女の子が突然お姫様になって……となるが、それを180度逆転させたのが、ディズニー最新作、映画『魔法にかけられて』。アニメの世界のお姫様が、魔法にかけられて突然現代のニューヨークへ! アニメから実写に切り替わり、ニューヨークでいきなり歌い、踊りだしてしまうファンタジックなキャラクターたちが大ウケした本作は、11月末から公開したのち、12月の後半に入り、1度、11位にランクダウンした以外はなんと年末までトップ10に食い込み続けた。本作の主役に抜てきされたエイミー・アダムスは、映画『ジューンバッグ』(日本未公開)で2005年にアカデミー助演女優賞にノミネートされていたが、その後は泣かず飛ばず。そんな彼女がトップスターとして花開いた本作は、本物の“シンデレラストーリー”となった。
イケメンチェック!
<ジェームズ・マーズデン>
テレビドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」の外科医デレク・シェパードで知られるパトリック・デンプシーなど王子様並のイケメンが勢ぞろいしている本作から、ナルシストの王子様エドワード役をユーモアたっぷりに演じているジェームズ・マーズデンをご紹介! 映画『X-MEN』シリーズで、目から破壊光線を出すグラサン男“サイクロップス”をクールに演じて注目を集めたジェームズは、現在34歳。『X-MEN』以降は、『スーパーマン リターンズ』で、ロイス・レインの婚約者であるリチャードを演じて、「スーパーマンよりもイケメンなんじゃ?」と密かなファンが急増しました。最近では、映画『ヘアスプレー』で主役の女の子のお気に入り番組のホスト役で、ホットな歌声とセクシーなダンスも披露しています! ちなみに、2001年に息子さんが誕生してまして、残念ながら独身ではありません!
 
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『ノー・カントリー』
全米初登場 15位 11/30-12/2順位 10位

英題:NO COUNTRY FOR OLD MEN
監督・製作・脚本:ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン
キャスト:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン
 
ストーリー
 
狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シュガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人 の行方を追い始めるが……。
チェック!
映画『ファーゴ』でアメリカ映画に激震を与えたコーエン兄弟の最新作。ピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシー原作の「血と暴力の国」を、コーエン兄弟が映画化。コーエン兄弟ファンからすると首を長~くして待っていた作品だったが、決して一般大衆向けの映画ではなく、殺すか殺さないかをコインの裏表で、ゲーム感覚に決めるという“映画史に残る殺人鬼”の殺りくシーンが満載の本作はもちろんR指定。11月9日からの限定上映では15位。しかし12月に入り、おかっぱ頭で鬼気迫る殺人鬼を演じたハビエル・バルデムが数々の賞を受賞して、オスカーの大本命と注目が一気に集まった本作。批評家たちが手放しで褒めたたえる記事に触発されて、映画館には多くの人が足を運んだ結果、上映館も増えて、10位から6位。翌週には5位までランクアップした。
イケメンチェック!
<ハビエル・バルデム>
手には、空気が圧縮されて詰まった“エアポンプ”のような、地球に優しい銃。ヘアスタイルは、今にも「何ですかあ~」と言わんばかりの金八スタイル。だけど冷酷、超非道。そんな極悪殺人鬼を演じて、大絶賛されているハビエルって、実は色男なんです。今から約16年前『ハモンハモン』で熱~いエッチシーンを演じたペネロペ・クルスとは最近ビーチでデートする様子を激写されたばっかり。スペイン人として初めてゴールデン・グローブ賞を受賞して、今度はスペイン人で初めてのオスカー俳優となるかもしれないハビエルは、とにかく今一番ホットなラテン系俳優なのです! そんなハビエルは現在38歳。熟れに熟れてるお年ごろ! 身長183センチの長身に、元ラガーマンの筋肉美はたまりましぇん! エエ~体持っとりまっせ!
 
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『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
全米初登場 1位 12/14-16順位 3位

英題:HIS DARK MATERIALS: THE GOLDEN COMPASS
監督・脚本:クリス・ワイツ
キャスト:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ
 
ストーリー
 
“オックスフォード”の寄宿生である12歳のライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、一心同体の “ダイモン”という守護精霊といつも行動 を共にしていた。そんな不思議な世界で、謎の組織に子どもたちが誘拐される事件が続発、親友を誘拐されたライラは自ら捜索に乗り出す
チェック!
大ヒットを記録した映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのニューライン・シネマが、250億円という莫大(ばくだい)な製作費を投じて作り上げた映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。公開前の去年11月27日にロンドンで行われたプレミアでは、謎の美女を演じるニコール・キッドマンや、主人公ライラの叔父を演じたダニエル・クレイグが、多くのマスコミが集まる中、ニコールは夫、ダニエルは恋人を連れ立って登場した。公開前から華やかな話題で彩られた本作は、全米初登場堂々の1位を飾った。しかし、第2週以降は一気にランクダウン。映像のクオリティーも高く、目を見張るほどのCGだが、やはり敗因はのファンタジー映画があまりにも多く作られていることかもしれない。本作は、観客の“ファンタジー離れ”を露呈する形となってしまった。それでも、小さい子どもたちからの人気は相変わらずで、勇敢な女主人公ライラの活躍に、映画館に足を運ぶ親子連れの姿はまだまだ多いようだ。。
イケメンチェック!
<サム・エリオット>
本作のイケメンと言えば、ダニエル・クレイグ……ですが、彼は去年の“全米話題作7-8月”でイケメンチェックに登場しているので、今回はあえて激シブ! サム・エリオットをご紹介します! 1969年、名作映画『明日に向って撃て!』でデビューしたサムは、約40年に渡る長いキャリアをハリウッドで積んできました。特に西部劇でちょっとくたびれたガンマンを演じさせたらピカイチ。映画『ゴーストライダー』では、主役のニコラス・ケイジを食ってしまうほど、 “引退した” かっこいいゴーストライダーを演じていました。実は190センチもあるという長身を生かして、これまでさまざまな役柄を個性的に演じてきたサム。私生活では、1978年の映画『レガシー』で共演したキャサリン・ロスと1984年に結婚して以来、ハリウッドでは珍しい、20年以上近くも仲良しのおしどり夫婦。どうやら奥様にもとっても優しいすてきなジェントルマンのようです。現在63歳のサムには、これからも名バイプレーヤーとしてどんどん活躍してもらいたいですね!
 
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『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
全米初登場 4位 12/21-25順位 4位

英題:CHARLIE WILSON'S WAR
監督・脚本:マイク・ニコルズ
キャスト:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン
 
ストーリー

酒と女が大好きだが信念もある下院議員チャーリー(トム・ハンクス)は、反共産主義者で大富豪 の恋人ジョアンヌ(ジュリア・ロバーツ)にパキスタンに行くことを薦められる。現地に赴いたチャーリーはソ連軍の侵略から逃げる大量のアフガニスタンの難 民たちの姿にショックを受け、ソ連軍と戦うゲリラたちに武器を密輸してしまう。
チェック!
アメリカで公開されれば、必ず人を感動させて、ヒットに導く男トム・ハンクスの最新作。テキサス州の下院議員で、アフガニスタンに大量に武器を密輸した実在のチャーリー・ウィルソン議員を題材にした本作には、トムのほか、ジュリア・ロバーツに、オスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンが出演。豪華なキャストだけでも大ヒット間違いなし! と言いたいところだが、ふたを開ければ全米初登場4位という残念な結果に……。それでも公開週からなんと4週連続で4位! という不思議な成績を打ち立てた。ストーリーも映画も、そこまでこき下ろされているわけでもないので、敗因はすべて“公開時期”にあったようだ。本作の公開日は去年の12月21日。いくらユーモラスに描かれているとはいえ、R指定、さらには社会的なテーマを題材にしている本作は、クリスマスには不向きだったのではないだろうか。
イケメンチェック!
<トム・ハンクス>
アメリカが誇る名優トム・ハンクスは、これまでオスカーに5度ノミネートされ、1993年の映画『フィラデルフィア』、1994年の映画『フォレスト・ガンプ』で、2年連続主演男優賞に輝きました。2年連続で同じ俳優が受賞するのは大変珍しいケースで、ほかの役者が受賞する可能性も十分ありましたが、トムが受賞したというのは、2年連続だろうが、そんなことは関係なく、とにかく彼の演技が本当に素晴らしかったとみんなが認めた証拠です。『キャスト・亜ウェイ』では、役作りのため、まず太り、その後20キロ以上の減量に挑戦したほど、肉体的な努力も惜しみません。プライベートでは、最初の妻であるサマンサとは1987年に離婚。その後1988年に再婚したリタ・ウィルソンとは現在に至るまで2人の子どもをもうけ、いつも家族で仲良くプレミアに出席している子煩悩パパなのです。
 
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今月はこの作品に注目!『つぐない』
全米初登場 15位 12/14-16順位 9位

英題:ATONEMENT
監督:ジョー・ライト
キャスト:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・ マカヴォイ、シーアシャ・ローナン
 
ストーリー

1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビー(ジェームズ・ マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついたうそが、ロビーに無実の罪を着 せ、刑務所送りにしてしまう。
オスカーレースに便乗大作戦!
評論家からは、大絶賛されている本作だが、イギリス映画、内容の地味さ、そして約2時間という長さで、アメリカ市民のウケはあまり良くなかったようで12月7日の初登場は15位。主要都市での限定公開だったこともあるが、やはり客足は伸びなかったが、オスカーレースに名乗りを上げた1月に入り、11日から全米の拡大上映が始まると、一気に10位まで浮上。しかし、何とかたどり着いた……という感はぬぐえず、10位でストップ。それでもスタジオ側は必死で、映画館に“atonement(本作の原題)”の垂れ幕がかかり、さらにはコスチュームを展示するなど、映画館にきた観客の目につくようなPR作戦を展開している。映画『つぐない』のように、オスカー候補になったことで話題となり、興行成績が伸びていくパターンは少なくない。評論家からの絶賛記事でいっぱいのポスターで、秀作なのに地味で人気がない……という映画が浮上するチャンスとなるのが、このオスカーシーズンなのである。
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