今年は映画『ナショナル・トレジャー』の続編など、3本への主演でラジー賞の主演男優賞候補に挙がったのがニコラス・ケイジ。その対象作のうち、とびっきりの怪作といえるのがコレ。自分に起こる2分後の出来事を予知できることから核爆弾テロの捜査に駆り出された男が、テロリストに誘拐された愛する女性を救うために奔走。爆弾を見つけるべく方々に意識を飛ばすという離れ業をやってのけ、画面ではニコラス軍団が右往左往。そして爆弾が見つかったと思ったら……この後の二重のドンデン返し、言いたくてしょうがないのだがネタバレなので控える。それが面白いかどうかはともかく、誰かに話したくなることだけは間違いない。 |