主演作映画『幸せの1ページ』の9月(6日)公開が控えてますが、この邦題、プライベートを考えると何だか皮肉ですなあ~。そもそもジョディ・フォスターに幸せという言葉はあんまり似合わなくない? 楽しい作品なのですが、アメリカの一般大衆がポップコーン片手に見るような典型的な娯楽映画、ファンタジー・アドベンチャー・コメディー。近年は映画『パニック・ルーム』
『フライトプラン』のヒットで、サスペンスでのタフなイメージが定着してたし、キャリアを見渡しても、一貫して世の中の裏側を描いたようなSEXと暴力、血なまぐさい作品ばかりだったのに。ムッチャ強いか、イタイ役ほど、彼女のオハコだ。この作品は、観てて別の意味でイタイ!
出演はジョディ自身がプロデューサーに強くアプローチしたんだそうな。もっと適したヒトがいたでしょう、メグ・ライアンとかね。しかしムリしながらもキチンと演じているのがジョディのすごいところ。なぜこのようなミスマッチな作品に出ようと思ったのでしょ? 心境には一体何が?
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