日本の年末といったらコレ! という題材といえば、12月18日公開の『最後の忠臣蔵』。赤穂浪士の討ち入り後、生き残った二人の男のそれぞれの物語を描いた時代劇。「時代劇はちょっと……」「忠臣蔵の物語を知らない」「赤穂浪士って何?」なんて人でも大丈夫です。
まず目を奪われるのが、日本の四季を存分に映し出している点。竹林、雪景色、紅葉など、「どこで撮影されたの? 行ってみたい!」と思ってしまうはず。しかし、何と言っても一番の見どころは、役所広司演じる孫左衛門と、桜庭ななみ演じる可音の物語。
可音は、孫左衛門の主君で、討ち入りで亡くなった大石内蔵助の隠し子。大石の命を受け、世間に身を隠しながら、可音が嫁ぐ日までひそかに育てる孫左衛門。武士の身分を捨て、素性を隠し続けること16年間! 主君への忠義心にも泣けるが、孫左衛門を父のように慕っていた可音との別れにボロ泣き間違いナシ。お父さん、ダンナさんの涙を見たことがない、見てみたいなんて人は、ぜひ一緒に映画館へ行くことをオススメします。もちろん、女性もボロ泣き必至なのでメイク崩れに要注意。
●『最後の忠臣蔵』私的映画宣言のライターたちの評価はいかに!?
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男性の泣き率が高し!
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