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「FRINGE/フリンジ」通ライターの証言入手! ハマるツボ調査結果大発表

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FRINGE フリンジ サードシーズン

11/2 on DVD & ブルーレイ

オフィシャルサイト

DVD情報

  • 「FRINGE/フリンジ」の面白さ
  • ウォルター博士の魅力
  • 極私的マニアック・ポイント
  • サード・シーズンの見どころ

「FRINGE/フリンジ」通ライターの証言入手!ハマるツボ調査結果大発表

J・J・エイブラムスが「LOST」に続いて製作総指揮を務め、パイロット版の製作費10億円という破格のスケールで話題を集めた本格派サスペンス・ドラマ「FRINGE/フリンジ」待望のサード・シーズンのブルーレイ&DVDが発売開始! 主人公は、変わり者の博士ウォルター(ジョン・ノーブル)と、IQ190の頭脳を持つ息子ピーター(ジョシュア・ジャクソン)、そして美しく勇敢なFBI捜査官オリビア(アナ・トーヴ)ら超常現象専門の捜査チーム。彼らが現実世界とパラレルワールドの間を行き来しながら難事件を解決していくさまを、二転三転する巧みなストーリーテリングと驚愕(きょうがく)のビジュアルで描き、世界中でセンセーションを巻き起こしている本シリーズの魅力を、ツウなベテランライター陣が証言します!

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STARNGE WORLD - 「LOST」『SUPER8/スーパーエイト』のJ・J・エイブラムスの最高傑作!“パターン”と呼ばれる不可解な現象を捜査するフリンジ・チームの活躍を描くSFサスペンス!image

「フリンジ」とは、テレポーテーション、サイコキネシスなど科学で解明できない不可解な現象のこと。テレビドラマ「LOST」や映画『SUPER8/スーパーエイト』でもおなじみのエイブラムスの十八番であるSF的要素をふんだんに盛り込んだエピソードや、ド肝を抜くトリックに病み付きになること必至。

Q1 ズバリ、「FRINGE/フリンジ」の面白さとは?
今祥枝エイブラムスならではの奇妙で刺激的な世界観
セカンド・シーズンでパラレルワールドの存在が明らかになり、サード・シーズンでいよいよ本作の世界観が確立といった感じ。その展開の速さは「エイリアス」並みで、「X-ファイル」的なオカルト要素満載の事件に「LOST」的なタイムラインの複雑な概念、そこにJ・J・エイブラムスらしいギミックの数々が加わり、唯一無二の奇妙で刺激的な世界観に!
前田かおり父と子、男女のきずなを描いた人間ドラマは見応え十分
非主流科学がネタだったはずが、「えっ、パラレルワールドの話なの!?」。J・Jってば、「LOST」と同じく、風呂敷広げまくり。でも、父と子、男女のきずなのドラマが「向こう側」と「こちら側」の世界が入り乱れてカオスと化すあたりは、人間ドラマとしての見応えガッツリです。
鷲巣義明パラレルワールドから生まれる「瞬間のドラマ」にワクワク
ワタシのお気に入りはウォルター博士とオリビアだけど、とにかく個々のキャラが個性的で生き生きしている。しかも物語の設定がすごすぎ。パラレルワールドを出すとなんでもありの世界観になっちゃうけど、これは違う。現実の世界と「向こう側」の世界が接触し、感情を揺さぶるような「瞬間のドラマ」が次々と生まれる。さらにSF要素を存分に盛り込みながら知的好奇心をくすぐりつつ、ワクワクさせてくれるような壮大なスケール感を持った世界観に圧倒される。
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CHARACTER - エリートだけどみんなワケあり!一筋縄じゃいかない魅惑のキャラクター

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image聡明でタフなFBI捜査官オリビア、チームの顧問として父ウォルターを支えるIQ190の秀才ピーターらエリートが集うフリンジ・チームだが、実はみな複雑な事情を抱えて悩み、傷つく姿が等身大の共感を誘う。一番人気は、天才的な頭脳を持ちながら常に奇異な行動で周囲を翻弄(ほんろう)する人騒がせな問題児、ウォルター博士!

Q2 変人と天才は紙一重なウォルター博士の魅力とは?
今祥枝コメディー・リリーフを担う最も需要なキーパーソン
ネジが一本外れた典型的なマッドサイエンティスト風のウォルターは、物語の要でありシリーズの大切なコメディー・リリーフ。彼がいなければ風変わりなフリンジ・ワールドは完成しないのだ。特にサード・シーズンではジョン・ノーブルの巧みな役づくりが素晴らしく、目の表情など細部の演じ分けにも注目を!
前田かおりスイーツ好きで牛を飼う愛すべきクセモノキャラ
筋金入りのマッドサイエンティストと思いきや、スイーツ好きで、ラボで牛を飼うという困りもん。そんなところが人間らしくもあり、息子ピーターとオリビアの関係にやきもきして、いいオヤジぶりも見せる。そんな愛すべきクセモノキャラが、全体のドラマを濃ゆーくしてくれてます。
鷲巣義明天才的頭脳と子どものような純粋さを併せ持つアンバランスさがグッド!
シリーズの顔は彼だし、独特の空気感は彼が作っていると言ってもいい。「変人と天才は紙一重」を地でゆくような超天才である一方、脳を活性化させるために甘い物に目がないなんて、とってもユニーク。驚異的な思考回路を持つ一方で、子どものようなワガママぶりを見せたり、バツが悪そうな困った表情がこれまたかわいい。オリビアや助手のアストリッドらとの絶妙な掛け合いは、まさに化学反応のように予想できない面白さがある。演じるノーブルの繊細な演技に加え、菅生隆之氏の神懸かり的吹き替えも拍手喝采(かっさい)もの!
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DETAIL - エイブラムスが随所に仕掛けた意味深な小ネタが中毒性を増幅

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image映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』でYouTubeに架空のニュース映像を投稿するなど、巧みな宣伝戦略で知られるエイブラムス。本作でも、劇中に登場する大企業マッシブ・ダイナミック社のサイトを立ち上げたりと、こだわりの「仕掛け」が満載。全編にちりばめられた、知る人ぞ知る小ネタを探求すれば、よりディープにハマれるハズ!

Q3 極私的マニアック・ポイントを教えてください。
今祥枝サード・シーズンのオープニング・タイトルバックの仕掛け
重要な事件現場に居合わせる、ソフト帽にスーツ姿の謎の男“監視人”。彼らは、ファースト・シーズンでウォルター博士が会ったセプテンバーのほか、ジュライ、オーガスト、ディセンバーなど複数存在し、サード・シーズンで「こちら側」の世界での重大任務が明らかに。また、サード・シーズンではオープニングのタイトルバックが、「こちら側」の回は青、「あちら側」の回は赤、交錯する時は両方となっている。果たして、シーズンフィナーレは何色に……?
前田かおり好奇心をかき立てる意味深なシンボル
番組中、CM前にスポット的に入る不思議なシンボルに興味津々。何てことない普通の手と思って見たら指が6本あったり、二つに割れたリンゴの種が人間の胎児だったり。さりげなーく意味深なシンボルが深読みを誘う。そんな遊び心がたまらないんですけど。
鷲巣義明セカンド・シーズン第18話は、なんとミュージカル仕立て!
オリビアのめいエラにお話をせがまれたウォルター博士が語ったのが、このエピソード。私立探偵のオリビアやピアノ弾きのブロイルズらが歌い踊るハードボイルド調のレトロフューチャー的なミュージカル。人工心臓やサイボーグなどが登場する破天荒なお話だけど、シリーズにおける人物を象徴的な役柄に置き換えてみたり、相関関係を暗にほのめかしたりして興味深いんだな、これが。
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HIGHLIGHT OF THE SEASON3 - 「向こう側」から偽オリビアが出現!?フリンジ・チームがサード・シーズンで最大のピンチ

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image本シリーズの肝は、この世と似て非なるもう一つの世界「向こう側」。セカンド・シーズンでピーターのアイデンティティーを揺るがす衝撃的な事実が明らかになり、サード・シーズンでは「向こう側」と「こちら側」のオリビアが入れ替わり、フリンジ・チームはいまだかつてない試練に見舞われることに! 残るのは、「向こう側」か「こちら側」か? 二転三転する事態に心拍数が急上昇!

Q4 サード・シーズンの見どころは?
今祥枝似て非なる二つの世界の対比がポイント
「こちら側」と「あちら側」の世界を対比させることによって物語の方向性が明確となる第1話から、誰もが予想を裏切られる第22話のクリフハンガー(絶体絶命のシーンで物語を中断させる作劇手法のこと)まで、無駄なエピソードは1話もないほど密な展開にびっくり! 二人のウォルター、二人のオリビアのほか、似て非なる二つの世界の対比がポイント。
前田かおり不気味キャラ、ブロイルズの仰天エピソード
「向こう側」と「こちら側」のオリビアが入れ替わり、そのせいで後にピーターとの関係がゴタゴタ。ウォルターも二つの世界ではまったく個性も違い、ほかのキャラも一味違う役どころで登場して話が膨らむ。オリビアの上司で不気味キャラのブロイルズがラリった(!?)顔を見せるエピソードもお楽しみにー。
鷲巣義明予測不可能な展開が続発して「フリンジ」の本領発揮
サード・シーズンでは予測できない展開が目まぐるしく起きて、クギ付けに! 今までは、「向こう側」の世界の人物がどちらかといえば悪者という印象だったけど、このシーズンを観るとその印象が覆されるハズ。「向こう側」のチャーリーやブロイルズはとってもすてきだし、そのほかの人物も印象深い。中でも、現実世界にやって来てピーターに接触する「向こう側」のオリビアは、まるでファム・ファタール(悪女)の雰囲気が見え隠れして強烈。「フリンジ」の本領が発揮されるのは、このシーズンからかもしれない。
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ライター・プロフィール

今祥枝
映画と海外ドラマを専門とするライター。ミュージカル愛好家。「FRINGE」はセカンド・シーズンで脱落しかけたが、サード・シーズンはハイレベルな出来で大満足。「エイリアス」の極秘作戦支部「SD-6」的な「あちら側」のフリンジ本部メンバーでスピンオフ希望(笑)。

前田かおり
映画ライター。オヤジ俳優偏愛で海外ドラマも「Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―」、「CSI」「クリミナル・マインド」シリーズなどオヤジ度の高い作品に熱中。スーツ好きでもあるので「ホワイトカラー」絶賛、押しまくり。

鷲巣義明(わしず・よしあき)
映画文筆家。映画関連の主な著書に「ホラーの逆襲 ジョン・カーペンターと絶対恐怖監督たち」「デストピア聖典 SF&ホラー映画の黙示録」「恐怖の映画術 ホラーはこうして創られる」などがある。10月の新刊「映画秘宝ディレクターズファイル/ジョン・カーペンター」(洋泉社刊)の監修・主筆を務めた。

FRINGE/フリンジ<サード・シーズン>11月2日~DVDレンタル開始&発売 ブルーレイ コンプリートBOX(4枚組)税込24,500円 DVD コンプリートBOX(12枚組)税込19,600円

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