「ドクター・フー」特集：SFドラマの原点ココにあり！ 知っとくべき!! 金字塔SFドラマの三大伝説！
「SHERLOCK/シャーロック」スティーヴン・モファット製作総指揮＆脚本！
生誕50年を迎えるイギリスの国民的長寿SFシリーズ!!
あなたはイギリスBBC制作のSFテレビドラマ「ドクター･フー」をご存じだろうか？ 日本ではあまり知られていないかもしれないが、本国では50周年を迎えた現在も愛され続ける国民的な長寿番組だ。しかも、その熱狂的な人気はヨーロッパや北米など世界規模で拡大している。そこで今回は、SFファンならば必見の伝説的SFドラマ「ドクター･フー」の魅力を、三つの伝説に基づいて徹底分析してみたい。
イギリスで「ドクター･フー」の放送が始まったのは1963年。途中で休止期間はあったものの、これまでに特番を含めて約800エピソードがオンエアされており、世界最長のテレビシリーズとしてギネスにも認定されている。主人公の異星人「ドクター」を演じてきた俳優も11人に及び、1980年代に映画化が検討された際にはマイケル･ジャクソンもドクター役の候補に挙がったのだとか！ また、1979年に放送されたエピソードでは史上最高といわれる視聴率を記録しており、まさしくSFドラマの歴史を作ってきたスーパードラマといえるだろう。
2010年から放送が始まったマット・スミス主演版のシーズン5から、大ヒットテレビドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の製作総指揮と脚本を務めているスティーヴン・モファットを迎え、ますます目が離せない面白さになっている。
当初は子ども向けドラマとしてスタートしたものの、やがて老若男女を問わず全世代から愛される国民的番組へと成長した「ドクター･フー」。関連グッズやノベライズ本が次々と発売され、お笑い番組「サタデー･ナイト･ライブ」やアニメ「サウスパーク」などでもパロディー化され、ゴーゴーズやKLFなどロックバンドのヒット曲にも引用。今やイギリスが世界に誇るポップカルチャーのアイコンになったともいえよう。また、イギリスの映画テレビ芸術アカデミー（BAFTA）のテレビ部門や、SFやファンタジーを対象としたヒューゴー賞の映像部門などでも数多くの賞を獲得しており、人気だけでなく作品としての実力も証明済みだ！
主人公の名前は「ドクター」、時空を超えて旅をする異星人だ。故郷の惑星を滅ぼされ、たった一人生き残った彼はボックス型宇宙船ターディスに乗り、地球人の仲間（コンパニオン）と一緒にさまざまな時代のさまざまな場所へ旅をしながら、行く先々で遭遇する奇妙な事件を解決していく。
シュールでポップな映像センスとシニカルなユーモアは「ウルトラQ」をほうふつとさせ、文明や種族の違いを超越した普遍的なヒューマニズムを描くストーリーは「スター･トレック」にも通じる。その独特の世界観に魅せられた人々にはジョニー･デップやピーター･ジャクソン監督の名も挙がっており、世界中に広がる影響力からもまさしくSFドラマの原点といえるだろう。
11月23日（土・祝）は、50周年を記念してイギリスの他、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ、中南米、アフリカなど6つの大陸にまたがる75か国以上で一大イベントが行われる。日本では、この記念すべき日から、「ドクター・フー」シーズン5の全話をオンライン動画配信サービスのHuluで日本初解禁！ 詳しくは、Huluホームページにて。
⇒【Hulu ホームページ】
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