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2016年 第68回エミー賞スペシャル

婚活女子に捧ぐ…海ドラのヒロインに学ぶ究極の恋愛必勝法

海外ドラマスペシャル

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女を美しく輝かせるのはなんたって恋! そこで今回は女子高生から(元)人妻、伯爵令嬢まで、一筋縄じゃいかない恋に奮闘する海外ドラマのヒロインたちから、恋愛を成就させるための必殺テクを伝授します!(編集部・石井百合子)

生まれながらのモテガールの魅力は「柔らかさ」

ゴシップガール
シーズン1より(C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

~ティーンセレブ、セリーナ・ヴァンダーウッドセン「ゴシップガール」~

 富裕層が暮らすマンハッタンのアッパー・イースト・サイドの名門私立学校に通うセレブな高校生たちの恋、友情などスキャンダラスな日々を描いた人気作「ゴシップガール」のヒロインは、学園の女王的存在のセリーナ・セリア・ヴァンダーウッドセン(ブレイク・ライブリー)。ワケあって1年ほどこの地を離れていた間に、親友のブレア(レイトン・ミースター)に女王の座を奪われ、かつてブレアの恋人ネイト(チェイス・クロフォード)と浮気したこともあり仲間はずれに。それでもふてくされることなく、自分らしさを失わないのがセリーナの器が大きいところで、かねてからセリーナに思いを寄せていた庶民派のダン(ペン・バッジリー)と急接近。ひょんなことからデートにこぎつけたものの、あこがれのマドンナを前にタジタジのダンは「僕のこと何も知らないけど大丈夫?」と不安げ。そんなダンに「知っている男よりマシよ!」と気の利いた答えを返すセリーナは、さすが恋愛の達人。

 セレブたちのポジションを巡るドロ沼の渦中にあるセリーナと、セレブな世界を嫌うダンは何かとすれ違い、ケンカもしばしば。だけど、基本的には謝られるとあっさり許し、後に引きずらない。それは恋人だけではなく友人に対しても同じで、同じ美人でも、自分が「認めた」人間としか付き合わず、常に攻撃態勢のお嬢様ブレアと比べるとなおさら、セリーナは肩の力が抜けていて自然体で話しやすい。時にはダンの元カノ(のような存在)にやきもちをやいたり、大人げない行動にでることもあるけれど自分の気持ちに素直で、決してギスギスしないのは、自分に自信があるからなのか、それとも情緒不安定な弟を支えてきたゆえの包容力があるからなのか。徐々にセリーナと親密になっていくダン、ブレアと付き合いながらセリーナのことが忘れられないネイトと、駆け引きすることなく男性を引き付けるセリーナのようになるのは至難の業だけど、彼女の柔軟さは参考にしたいところ。

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「ゴシップガール」

<ファースト~ファイナルシーズン>はワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントよりDVD発売&レンタル中
シーズン1~6はhuluNetflixAmazonビデオGoogle PlayRakuten SHOWTIMEU-NEXTにて配信中
シーズン6はdTVで配信中
※シーズン1(18話)・2(25話)・3・4(22話)(22話)・5(24話)・6(10話)

>次ページは「Empire 成功の代償」

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