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映画たて・よこ・ななめ見!

ウーマン村本、ピュアな駆け出し時代を思い出すNY映画

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ジブリで宮崎駿監督の出待ちをしちゃうほど映画大好きな村本大輔と、映画に関しては素人同然の中川パラダイスが、あらゆる角度からブッ飛んだ視点で映画トーク。今回は、村本が愛しまくっている映画『(500)日のサマー』を手がけたマーク・ウェブ監督の最新作『さよなら、僕のマンハッタン』をななめ見しちゃいます。(取材・文:シネマトゥデイ編集部・森田真帆)

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映画『さよなら、僕のマンハッタン』
ニューヨークを舞台に、退屈な日々を過ごしていた青年が、独り立ちをきかっけに成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。大学卒業を機に親元を離れた主人公トーマスは、恋人と一緒に偶然にも父親と愛人の密会を目撃。2人を引き離すため愛人のジョハンナに近づくうちに、その魅力にひかれていく……。(全国公開中)

村本、ニューヨークに魅了される!

村本:『ラ・ラ・ランド』『ミッドナイト・イン・パリ』『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』とか、地名が出てくる映画を観ると、海外行きたくなるんやけどさ、この映画のニューヨークも素敵で行きたくなったなぁ。美しかった! 雨の降るニューヨークの、どこか青みがかったような雰囲気と、そこを走る黄色いタクシーがバッチリ合っていてさ。カッコええわ~。

中川:映画の中の音楽もよかったなぁ。

村本:確かによかった! サントラがほしいって思ったもん。ニューヨークの景色も音楽も最高やし、主人公が女の人にめっちゃ振り回される感じとかも大好き。俺、マーク・ウェブ監督の大ファンなんやけど、俺バージョンってことで、「さよなら、福井」って映画も作ってくれへんかな。

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主人公のトーマス(左)は、独り立ちをきっかけに成長していく……。

中川:ブルックリンとマンハッタンとか、同じニューヨークでも、全然雰囲気の違う街が出てきて、どれもかっこよかったよな。でも、主人公はニューヨーク生まれのニューヨーク育ちで、都会暮らしに嫌気がさしてる。俺も大阪でお笑いやってたころは、都会に飽きてたから、その感覚がめっちゃわかったわ。あの、オシャレにも興味なくしてる感じとか!

村本:おい、何を「都会育ちはダサくなる」みたいに言って自分を守ってんねん。お前はフツーにダサいだけや! オシャレな人はずっとオシャレ。土屋アンナなんかも渋谷出身やろ? 田舎もんだけが頑張ってるみたいに言うな!

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越せない父と息子の壁は世界共通!

村本:あと、トーマスを見てると福井から大阪に出てきたばかりの、モヤモヤしていた感じを思い出した。あの頃は純粋やったから、彼みたくちょっとしたことでショックを受けてたなぁ。

中川:あのくらいの年頃って、そうやんなぁ。特に若くて、どうにもならん時ってトーマスみたいやった気がするわ……。

村本:あの、父親との微妙な関係も、なんとなくわかったな。

中川:確かに! うちは小さい頃に両親が離婚していて、あんまり会ってなかったんやけど、最近よく会うようになったのよ。その時、親父にかけられる言葉一つで、めっちゃ心がゆさぶられることがあんねん。俺って、周りからいろいろと言われても特に気にせんタイプなのに。そんなときは、やっぱり親父に言われることやから、ここまで気になるんやなぁって。

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微妙な関係がよくわかる! 父親のイーサンとトーマス

村本:映画の中で、トーマスが父親に「お前は小説家なんかなれへん」って言われてたけど、うちの親父に芸人になるって話をした時も、絶対に無理やって言われたわ。でもさ、実は隠れて自分が出ている雑誌の切り抜きをとっておいたりしとって。せやから、あの親子の関係って、めっちゃ共感できたわ。

親父の愛人とは絶対に無理!

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ケイト・ベッキンセール演じるジョハンナ。美しいけどさすがに親父の愛人は無理?

中川:でもさ、それでも親父の愛人っていける? 俺は絶対無理!!!!

村本 :それはわかるわ。俺も無理。

中川: 気持ち悪いよな! たぶん、寝てるときも「親父ともこんなことしてるんか」とか、いろいろと想像しすぎて気が散りそう。まぁ、映画出てくる愛人のジョハンナは、俺的にはめっちゃ羨ましいけどさ。葛藤はあるにせよ、あんな綺麗な人妻となんて、良すぎやろ!

村本:主人公もピュアすぎるよな、なんも考えずにキスしちゃったり。でも、トーマスがなんでジョハンナと寝ちゃったのかを考えると、たぶん、あの女性と関係をもつことで、お父さんを超えたかったんと違うかなぁ。だってあのお父さん、めっちゃ男前で完璧すぎるもん(父親役は元ジェームズ・ボンド俳優のピアース・ブロスナン)。

中川:でも俺は、こういう汚れたダメな恋をした方が、男として成長すると思うで。

村本:お前の嫁と、お前のおとんがやってたら嫌じゃないと?

中川:何でそんな話になんねん! そもそも、そんなこと想像したくないねん!

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都会には魔性の女が潜んでる!

村本:でも、ジョハンナみたいな魔性の女はホンマにいるからな。男は気をつけなあかんねん。

中川:あんな女、おるか?(笑)

村本:おるおる!!  トーマスとか俺みたいに純粋な男はさ、ああいうかわいくて綺麗な人にアプローチされたらすぐに信じてしまうわけよ。こっちはもう、彼女のことしか考えられへんようになってるのに、彼氏とかいてさぁ!!!

中川:……お前、最近なんかあったやろ。気持ちが入りすぎてるわ。

村本:あったわ! ていうか、定期的にこういう女に出会うで。都会には潜んでんのよ、こういう魔性の女が! 

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中川:めっちゃリアルやな(笑)。でも女の人って、なんであんな真剣に、俺のことが好き! って顔するんやろ。男の場合はもっと遊びと本気の相手に対して態度に差があると思うけど、女の人って一緒やからわからんよなぁ。

村本:結局ああいう女に、童貞は振り回されて、遊ばれて、めっちゃ辛い目にあうねん。こっちはお前を目的地やと思ってんのに、途中で立ち寄りしやがって。何をサービスエリア扱いしてくれてんねん!

映画『さよなら、僕のマンハッタン』は全国公開中
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※記事内容には個人の意見が含まれています

ウーマンラッシュアワー・プロフィール

2008年に結成された、村本大輔と中川パラダイスによるお笑いコンビ。2011年「ABCお笑い新人グランプリ」最優秀新人賞受賞、2012年「THE MANZAI 2012」決勝進出、2013年NHK上方漫才コンテスト優勝など数々の賞に輝き、4月に東京進出。「THE MANZAI 2013」で見事優勝し、3代目王者に輝いた。

村本大輔 1980年生まれ。福井県出身。自分でも「ネットに書き込まれるうわさはほとんどが事実です!」と認めている、自称・ゲス野郎芸人。だがその一方で、ジブリ作品やピクサーなどの心温まるアニメが大好きで、映画『あなたへ』で号泣するほどのピュアな一面も持ち合わせる大の映画好き。水産高校に通っていたため(中退)、お魚系や海洋ネタにも意外に詳しい。

村本大輔ツイッター

中川パラダイス 1981年生まれ。大阪府出身。これまで10回もコンビ解散している村本と唯一トラブルもなくコンビを続けている広い心の持ち主。2012年に入籍し、現在1児の子育てを満喫中のイクメンパパでもある。映画に関しては、「王道なものしか観ない」というフツーレベル。

中川パラダイスツイッター

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