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ジョン・トラヴォルタ、マフィアのドンの息子と記者会見に!新作はニューヨークのマフィア組織ガンビーノ一家を描く

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(左から)ジョン・ゴッティ・ジュニア、ジョン・トラヴォルタ
(左から)ジョン・ゴッティ・ジュニア、ジョン・トラヴォルタ

 映画『パルプ・フィクション』や『サブウェイ123 激突』などでおなじみのジョン・トラヴォルタが、ニューヨークのマフィア組織ガンビーノ一家の大ボス、ジョン・ゴッティ役に挑戦する予定の映画『ゴッティ:スリー・ジェネレーションズ(原題) / Gotti: Three Generations』の製作記者会見で、ジョン・ゴッティの息子、ジョン・ゴッティ・ジュニアとともに語った。

 まず、トラヴォルタは参加理由について「おそらくこの(ゴッティ家族の)ストーリーは、アメリカで今まで語られなかった最も興味深い話だと思う」と述べた後、ジョン・ゴッティ・ジュニアとの出会いについて「彼とは夕食を通して素晴らしい時間を過ごせた。彼とは約5時間くらい、家族や人生について語りあった。彼と話したことでより一層(ジョン・ゴッティの役を)やる気になったよ」と答えた彼は、ゴッティの家族を描いたリアリティ番組「グローイング・アップ・ゴッティ(原題) / Growing Up Gotti」のファンで、よくこの番組を見ていたそうだ。

 ゴッティの家族に関して、一般の人が驚くようなことついてジョン・ゴッティ・ジュニアは「わたしの家族は、普通の家族だと思っている。普段は、アメリカの普通の家庭と同じことをしていた。これまでゴッティを扱った作品は、すべてジャーナリストや政府の観点のものが多かったが、今回は特に家族を中心に描かれている。映画は、若いころのジョン・ゴッティから、彼が2002年に亡くなるまで35年間を、忠実に描いていくことになる」と答えた。

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 最後にジョン・ゴッティ・ジュニアは「ある人は、ジョン・ゴッティは殺し屋やギャングスターだと言うが、彼は男の中の男でもある。それが重要なんだ。この映画を見た後で、ジョン・ゴッティのことを好きになろうが、嫌いになろうが、それぞれ別々にその結論に達すればよいが、彼は自分が犯した罪にちゃんと正面から立ち向かったことだけは知ってほしい」と述べた。

 ジョン・ゴッティ役を演じるジョン・トラヴォルタ以外に、ジョー・ペシの出演が決まっていて、さらにリンジー・ローハンとも現在出演交渉中であるらしい。撮影は、今年の10月から行われ、来年の後半に公開予定でいるようだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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