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ジャスティン・ビーバー、被災地の学生と対面 「僕の祈りを届けたい」

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被災地の学生たちと交流したジャスティン・ビーバー(後方中央右)
被災地の学生たちと交流したジャスティン・ビーバー(後方中央右)

 来日中の人気歌手ジャスティン・ビーバーが18日、ルース駐日米国大使公邸にて東日本大震災の被災地の学生と対面を果たした。ジャスティンは、学生から手作りのカードをプレゼントされ「こんな素晴らしいカードをありがとう」と感激の様子だった。

映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』写真ギャラリー

 ワールドツアー中のジャスティンは日本公演に際して、福島原発事故の影響を心配してかクルーが渡航を拒否しているなどとうわさされたが、本人は「必ず日本へ行くよ!」と自身のツイッターでメッセージを発信していた。そして有言実行したジャスティンは、岩手県と宮城県の学生が招待され、ジョン・ルース駐日米国大使の主催で行われたこの交流会に参加。日本語で「元気ですか?」と学生たちに積極的に話しかけるなどの気遣いを見せた。

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 そんなジャスティンにサプライズが待っていた。岩手県大槌町からやってきた少年は手作りのカードをジャスティンにプレゼント。「こんな素晴らしいカードをありがとう。僕じゃ作れないよ」と励ましにきたはずのジャスティンが逆に感激。温かい空気が流れる対話となった。その後ジャスティンはルース駐日米国大使やジョナサン・フリード駐日カナダ大使と意見交換し、「僕もこれからはいいことしか起こらないと信じたいです。今回の震災で被害を受けた人に僕の祈りを届けたいです」とメッセージを送った。

 YouTubeへの投稿がきっかけで大人気歌手へと成長した17歳のジャスティン。彼に迫ったドキュメンタリー映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』も公開中だが、19日には日本武道館でライブを開催する。原発事故を恐れずに来日しパフォーマンスを見せてくれる彼の行動に勇気をもらう人も多いだろう。日本の元気づけに一役買ってくれる形だ。(編集部・小松芙未)

映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』は公開中
アルバム「ネヴァー・セイ・ネヴァー~映画公開記念盤」は発売中

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