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男女逆転『大奥』の続編が決定!堺雅人が一人二役!家光・多部未華子&綱吉・菅野美穂と初共演!

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『大奥』の続編で主演する左から多部未華子、堺雅人、菅野美穂
『大奥』の続編で主演する左から多部未華子、堺雅人、菅野美穂 - (C)2012 男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会

 2010年に公開された映画『大奥』の続編が、映画とテレビドラマで製作されることが発表され、その両方で堺雅人が主演を務めることが明らかになった。原作2~4巻にあたるテレビドラマ「大奥[有功・家光篇]」では多部未華子が3代将軍・家光を、同4~6巻にあたる映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』では菅野美穂が5代将軍・綱吉を演じる。堺が、多部、菅野と共演するのは今回が初めてだ。

 2004年に連載開始されたよしながふみの原作は、謎の疫病により男女の立場が逆転した江戸時代の大奥を舞台にしたマンガ。二宮和也柴咲コウが共演した映画第1作では、8代将軍・吉宗の時代を描き、興収23億円というヒットを記録した。待望の続編で描くのは、第1作以前の時代だ。テレビドラマが10月よりTBS系列で放送された後、12月22日より映画版が公開という一大プロジェクトになる。

 ドラマ版では汚れなき心を持つ院主・有功(ありこと)、そして映画版では胸に野望を秘めた、有功にうり二つの男・右衛門佐(えもんのすけ)という一人二役に挑戦する堺は「大河ドラマに参加するときのような、意気込みと緊張感で臨みたいと思っています」とコメントすると、大奥総取締役という役柄に掛けて、「華やかな世界ですが、あくまでも裏方。いい作品になるよう、(将軍役の)お二人を支えながら粉骨砕身力の限りを尽くす所存です」と明かしている。

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 その堺に「運命を見据えた、強いまなざし」と評されたドラマ版の多部は、初の女将軍という役どころについて「大きなプロジェクトで重要な役柄を担うことに、とても緊張していますし、不安でいっぱいです」と語れば、「かなしげな、悩ましい吐息」と評された映画版の菅野も「まさか自分が、将軍の役をやらせていただく機会があるなんて、夢にも思いませんでした」と驚きを隠せない。

 現在、すでに衣装合わせは終わったといい、菅野は「将軍の葛藤(かっとう)、孤独、やり切れない運命を、そして、生きている人間だからこそのどうにもならない弱さ、愚かさを、エンターテインメントとして演じられたら良いなと思います」と意気込んでいる。前作に続き、監督は金子文紀が務める。(編集部・福田麗)

テレビドラマ「大奥[有功・家光篇]」は10月クールにTBS系列にてオンエア
映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日より全国公開

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