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川島なお美、夫婦そろって登場 夫・鎧塚俊彦氏、左目失明危機に「一時は引退を考えた」

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川島なお美と夫でパティシエの鎧塚俊彦氏
川島なお美と夫でパティシエの鎧塚俊彦氏

 女優の川島なお美と夫でパティシエの鎧塚俊彦氏が11日、東京オペラシティアートギャラリーで開催された北野武の展覧会「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 Fondation Cartier pour l’art contemporain」のプレス内覧会に夫婦そろって出席した。

 今年2月に川島のブログ「『なおはん』のほっこり日和」で左目が「網膜中心静脈閉塞症」により失明危機にあることを公表した鎧塚氏。イベントには黒い眼帯をつけて出席し、現在も左目は見えない状態であるものの、大ファンという北野武のために作ったケーキを持参し、元気な姿を見せた。

 鎧塚氏は現在の心境について、「(病気など)いろいろなものを抱えている方がいらっしゃるなか、わたしはほかはすべて健康ですので、これからもパティシエとしてやっていくのは問題ないです」とコメント。一時は引退を考えたこともあったというが、「最初はシェフとして細かい仕上げが思うようにできないことに、きついと思ったこともありました。でも今はほぼ変わらないですし、その分勉強になったこともありますのでパティシエとしてがんばっていきたいと思います」と笑顔で語った。

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 また、ブログで「私生活では私が彼の左目になります(原文ママ)」と鎧塚氏を献身的にサポートしていく気持ちを明かしていた川島も、鎧塚氏の隣で「わたしたちは昔から変わらないです」と変わらぬ愛情を見せていた。

 同展覧会は、フランス・パリの「カルティエ現代美術財団」にて2010年3月より9月まで6か月間開催され、話題を呼んだ「Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre」の日本凱旋。“天才コメディアン・ビートたけし”、“世界的映画監督・北野武”として知られる氏が“ビートたけし北野”名義で制作したユーモアと斬新な発想にあふれた作品が楽しめる展覧会になっている。(取材・文:中村好伸)

展覧会「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 Fondation Cartier pour l’art contemporain」は、東京オペラシティアートギャラリーにて2012年4月13日から9月2日まで開催

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