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『息もできない』ヤン・イクチュン最新作はロマンチックな短編!ヤン・ヨンヒ監督と軽快トーク!

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監督最新作となる短編を手掛けたヤン・イクチュン
監督最新作となる短編を手掛けたヤン・イクチュン

 山本政志監督が主宰する実践映画塾「シネマ☆インパクト」で制作された短編映画『シネマ☆インパクト Vol.2/しば田とながお』が29日、オーディトリウム渋谷で上映され、メガホンを取ったヤン・イクチュンのほか、ヤン・ヨンヒ大森立嗣という3人の映画監督たちがトークショーに登壇した。

映画『シネマ☆インパクト Vol.2/しば田とながお』場面写真

 気鋭の監督たちが、俳優や映画スタッフを志望する受講生たちと作品を撮り上げる「シネマ☆インパクト」の一作となる『しば田とながお』。初の長編作品となった韓国映画『息もできない』が世界中の映画祭で称賛されたイクチュンの監督最新作ということで、ロッテルダム国際映画祭に正式出品されるなど、世界的にも注目を集めている。

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 本作に登場するのは、傷ついた過去を心に抱える女と、彼女の胸中を理解しようと、付かず離れずの関係を保ちながら見守る男。本作を観たヨンヒ監督は、さまよう男女の姿を映し出すことで愛の本質を浮き彫りにしていく物語に「イクチュンはロマンチックな男だなと思いました。とても繊細な物語で、彼の優しさを感じる」と切り出す。

 それを受けたイクチュンは「僕の優しさは女性を口説くための作戦です」と冗談交じりに返答。それを聞いたヨンヒ監督が「ぶっちゃけプライベートでも恋愛相談をやりあう仲なので、変な感じ」と笑うなど、イクチュンとヨンヒ監督は、気心知れた様子でトークを展開した。

 そんなヨンヒ監督が手掛ける映画『かぞくのくに』には、大森とイクチュンが俳優として出演している。大森は、同作が第86回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画第1位選ばれるなど、国内外の賞を続々と受賞していることに触れ、「試写を観たときはこんな風になるなんて夢にも思わなかったけど、本当に良かった。何でかわからないけどすごいね」と切り出すと、ヨンヒ監督も「わたしも何でかわからない。驚いてばかりですよ」としみじみ。そこにイクチュンが「僕にも一個、賞を分けてください」ととぼけたコメントを発すると、会場は笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)

『シネマ☆インパクト Vol.2/しば田とながお』はオーディトリウム渋谷で上映中

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