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『ガンジー』のリチャード・アッテンボロー監督、妻と共に介護施設へ

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妻と共に介護施設に入居したリチャード・アッテンボロー監督
妻と共に介護施設に入居したリチャード・アッテンボロー監督 - BAFTA / Getty Images

 現在89歳のイギリスの映画監督で俳優のリチャード・アッテンボローが、長年の療養生活の末、妻と共に介護施設に入居したとMirror Onlineなど複数媒体が伝えた。

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 アッテンボローは、映画『コーラスライン』や『遠い夜明け』などの名作を手掛け、1982年の映画『ガンジー』では第55回アカデミー賞監督賞を受賞。また、映画『紳士同盟』や『大脱走』、『ジュラシック・パーク』や『34丁目の奇跡』など、俳優としての代表作も数え切れない。

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 息子マイケルによれば、アッテンボローは2008年におそらく脳梗塞が原因で倒れたことから数日昏睡状態に陥って以来、車椅子生活を送っており、健康状態は日増しに悪化していたという。また、コミュニケーションを取ることも、自分で身動きを取ることも困難だったとのこと。

 これまで暮らしていたロンドン南西部のリッチモンドにある自宅を、昨年1,150万ポンド(約16億1,000万円)で売却。同様に健康を害している妻で女優のシーラ・シムと共に、余生を送るために施設に移ることになった。(1ポンド=140円換算)

 アッテンボローの直近の監督作は、2007年の『あの日の指輪を待つきみへ』である。(鯨岡孝子)

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