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福士蒼汰、父親役の唐沢寿明と野村周平への思いは別物?

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父親を演じた二人に対しての思いを語った福士蒼汰(右)と芳根京子
父親を演じた二人に対しての思いを語った福士蒼汰(右)と芳根京子

 俳優の福士蒼汰が19日、お台場のシネマメディアージュで行われたフジテレビの超大型スペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」完成披露試写会に女優の芳根京子とともに来場、父親役を演じた唐沢寿明野村周平に対してその思いを語った。

福士蒼汰、父親役を演じた唐沢寿明と野村周平への思いは別物? 画像ギャラリー

 雑誌「ヤングマガジン」で連載された渡辺潤の人気マンガ「モンタージュ 三億円事件奇譚」を2夜連続で実写化した本ドラマ。1968年12月10日に発生した20世紀最大の未解決事件「三億円事件」をテーマにした壮大なスケールの物語で、映像化権の争奪戦の末、フジテレビがその権利を獲得。今回のドラマ化に至った。福士も「すばらしい作品に主演として出られて光栄です」と晴れ晴れとした顔を見せた。

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 大和(福士)と未来(芳根)を殺人の容疑者に仕立て上げ、執拗(しつよう)に二人を追い詰める悪徳警官・関口役にふんするのは遠藤憲一。そんな遠藤との対決シーンを振り返った福士は「撮影は本当に刺激ばかりの毎日で。特に遠藤さんとの(対決)やりとりはアドリブで面白かった」と述懐。一方の芳根は、「本当に怖かった。絶叫しながら逃げ回っていました。お姫様抱っこをされた時も『え?』と思って。大変だろうな、重かっただろうなと思って。『腰は大丈夫ですか?』と声をかけちゃいました」と笑いながら振り返った。

 長崎県・軍艦島(端島)でのロケを敢行するなど、大作映画にも引けを取らないスケールで制作された本ドラマ。唐沢寿明、西田敏行劇団ひとり、野村周平、夏木マリら豪華共演陣も話題のひとつとなる。中でも『イン・ザ・ヒーロー』で福士と共演した唐沢とは、本作で父子役で共演している。「一緒のシーンは少なかったですが、いつも父のような大きな背中で見守ってくれているんです。第一声がいつも『ご飯食べてるか』と心配してくれているんですから」と唐沢への思いを語る福士。

 一方、その唐沢の若き日を演じるのが、ドラマ「恋仲」で共演したばかりの野村周平だ。福士は「一緒のシーンはなかったけど、すれ違ったことがあって。『おい、お父さんと呼べ』と言ってきたんで、絶対に呼ばないぞと思いました」と唐沢に向けたコメントとは対照的なコメントを発し、笑ってみせた。(取材・文:壬生智裕)

ドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」は6月25日、26日夜9時よりフジテレビ系にて2夜連続で放送

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