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キンプリ高橋海人「ドラゴン桜」涙の熱演に絶賛相次ぐ

「ドラゴン桜」4話より
「ドラゴン桜」4話より - (C)TBS

 16日に放送された阿部寛主演の日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系、毎週日曜よる9時~)第4話で、King & Prince高橋海人の涙の熱演が反響を呼んでいる(※一部ネタバレあり)。

【写真】事件連発の4話場面写真

 本作は、2005年に放送された三田紀房の漫画に基づく連続ドラマ「ドラゴン桜」の続編。元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が、かつての教え子で弁護士になった水野直美(長澤まさみ)と共に、再び落ちこぼれの高校生たちを東大合格に導く姿が描かれる。高橋が演じるのは、東大合格を目指す“東大専科”の生徒・瀬戸輝(せと・あきら)。前話までは、東大専科に楓(平手友梨奈)、晃一郎(加藤清史郎)、菜緒(南沙良)に続いて偏差値が学年最下位の瀬戸も加わり、SNSを活用した新時代の勉強法が開始するも、瀬戸は姉(大幡しえり)が切り盛りする実家のラーメン店が深刻な事態に陥り、東大専科から離れることに。4話では、瀬戸の窮状がつまびらかになった。

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 4話では、瀬戸が授業にこなくなったことに楓、晃一郎、菜緒が動揺するも、桜木は「おまえらは勉強に集中しろ」の一点張り。と言いつつ、足しげく瀬戸のラーメン店に通っていた桜木は、彼の店が闇金から嫌がらせを受け追い詰められている状況を目撃。瀬戸いわく、姉がやむを得ず闇金から借りた借金を返済できずそれがいつの間にか膨れ上がっていたのだという。姉を見ていられない瀬戸は借金返済のためガソリンスタンドでアルバイトを始め、その合間も勉強に励んでいた。

 話題を呼んだのはクライマックスで桜木がラーメン店を訪れた時のこと。「時給4000円のバイトがある。それは東大専科に戻ることだ」とやってきた桜木に、余裕のない瀬戸は激高。しかし、「本当は勉強したいんだろう?」「東大に行くことで人生を切り拓ける」と説得する桜木に揺さぶられたのか、これまで「迷惑をかけたくない」と桜木や仲間たちの助けを拒んできた彼が涙ながらにこらえてきた思いを吐露。高橋の迫真の演技に「瀬戸くん…」「演技うますぎ」「美しすぎる涙」「もらい泣き」と視聴者から絶賛の声が相次いだ。

 さらに、一見瀬戸を突き放していたように見えた桜木だが実は瀬戸家の借金問題に奔走しており、鮮やかな“交渉”によって過払い金も戻ってくることに。そんな桜木が瀬戸に最後にかけた一言も視聴者の心をつかみ、「桜木先生の言葉が染みる」「桜木先生イケメンすぎる」「かっこいい」「大好きです」と支持されていた。

 昨年10月期のドラマ「姉ちゃんの恋人」では、両親を亡くした哀しい過去を持ちながらも姉と2人の弟たちとポジティブに生きる長男を陽のオーラ全開で好演していた高橋。「ドラゴン桜」ではぶっきらぼうに見えて、姉や同級生たちに真摯に寄り添う不器用な少年役でガラリと異なる魅力を発揮している。(編集部・石井百合子)

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