「オッドタクシー」舞台化が決定！ミステリーキッス結成までを描くオリジナルストーリー
2021年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」を舞台化する「オッドタクシー 金剛石（ダイヤモンド）は傷つかない」が7月に上演されることが明らかになった。
「オッドタクシー」は、タクシードライバー・小戸川を主人公にした群像劇を描くテレビアニメ。キャラクターの可愛らしいビジュアルを裏切り、それぞれの思惑が複雑に絡み合った本格的なミステリー・サスペンスが展開。1話から張りめぐらされた伏線を回収した最終回の放送後には、Twitterトレンドに入るなど大きな話題を呼んだ。現在、テレビ版キャストとスタッフが再結集した『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』が4月1日より劇場公開されている。
新たに上演が決定した舞台「オッドタクシー 金剛石（ダイヤモンド）は傷つかない」は、アニメシリーズではメジャーデビューを前に不遇のラストを迎えた、3人組のアイドルグループ「ミステリーキッス」結成までを描く前日譚となる。アニメ版から引き続いて此元和津也が脚本に参加し、新たに書き下ろしたオリジナルストーリーが展開。ミステリーキッス結成に隠された秘密に迫る内容となっている。
あわせてキャストも発表。誰もが認める圧倒的な可愛さと底知れぬ野心を持つミステリーキッスのセンター・二階堂ルイを小栗有以（AKB48）、物語のキーパーソンとなる、自分の欲求に正直で無邪気な性格の唐揚げ大好きっ子・和田垣さくらを濱岸ひより（日向坂46）、どこか影のある控えめな市村しほを鈴木瞳美（≠ME）、天性の才能を持つ三矢ユキを、元E-girlsの女優・山口乃々華が演じる。本編映像も公開された。
また、ミステリーキッスの3人がそれぞれの思いを語るシーンをつなぎ合わせた本編映像も公開。アイドルという肩書きからは想像もできないほどに、ダークで不穏な様子で、彼女たちに何が起こったのか、期待を高める仕上がりとなっている。（編集部・大内啓輔）
舞台「オッドタクシー 金剛石（ダイヤモンド）は傷つかない」は2022年7月14日～18日に渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールにて上演
コメント全文
・此元和津也：脚本
まだオッドタクシーの仕事に関われるという喜びに浸りながら、ミステリーキッスのストーリーを新たに書き下ろしました。
どんな舞台になるのか楽しみです。
・小栗有以（AKB48）：二階堂ルイ役
この度、二階堂役を務めさせて頂く小栗有以です。アニメ、映画でも大変話題になっている作品が舞台になるということで、今からとてもワクワクしています！
内容も「ミステリーキッス」の結成までを描くということで私自身が経験したアイドル人生もこの舞台に活かせたらなと思っています！
是非、劇場でお待ちしております！
・濱岸ひより（日向坂46）：和田垣さくら役
今回、和田垣さくら役を演じさせていただくことになりました日向坂46の濱岸ひよりです。
TVアニメのODDTAXIを見て独特の世界観が大好きで、見ていてつい笑ってしまったり、最後の展開にびっくりしたり目が離せなかったので舞台になると聞いて今からとても楽しみです！
私自身、グループみんなで舞台に出させていただいたことはありますが、単独で出させていただくのは初めてで、以前から舞台のお仕事にはとても興味があり、いきなりこんな重要な役を演じさせていただけるなんて今からとても緊張していますが、皆様に楽しんでもらえるよう精一杯頑張りますのでぜひ観に来てくれたら嬉しいです！
・鈴木瞳美（≠ME）：市村しほ役
市村しほ役を演じさせていただきます、鈴木瞳美です。
たくさんの方に愛されている作品に関われること、本当に嬉しく思います。
今回アイドル役を演じさせていただくということで、オッドタクシーの世界観を舞台で表現できるよう、そしてより作品を愛していただけるよう精一杯努めさせていただきます。
・山口乃々華：三矢ユキ役
はじめまして、山口乃々華です。
今回、オッドタクシー舞台化出演のお話をいただきとても嬉しく思っています。
どんな世界観になるのか、今からとても楽しみです。
演じさせていただく、"三矢ユキ"という役をよく理解し、
その心情を繊細に受け取っていきたいですし、
これまでの経験も活かしながら、目一杯頑張っていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします！
舞台あらすじ
2019年某日。都内某所で新規アイドルメンバー募集のオーディションが開かれた。
あまたいる少女たちの中から選ばれたのは、二階堂ルイ、市村しほ、三矢ユキの3人。
「グループ名は、ミステリーキッスだ。」
それぞれの夢を持った彼女達はデビューを目指し、レッスンの日々を過ごすことになる。
しかし、楽曲提供をしてくれるはずの売れっ子プロデューサーは常にやる気が感じられず、不穏なSNSの裏垢はお互いにしか知らない情報を吐き出す。
「デビューを目指す」という同じ目標を掲げた仲間のはずなのに、3人の関係は少しずつ不協和音が響いていく。
そんな彼女たちを見つめる、もう1人の少女がいた。
オーディションに落ちた和田垣さくら。彼女もまた、譲れない夢を持っていた。
