ADVERTISEMENT

号泣回!「どうする家康」平平コンビにロスやまず…対決シーンが胸アツ

第44回より本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮)
第44回より本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮) - (C)NHK

 19日に放送された大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8時~NHK総合ほか)第44回では山田裕貴演じる猛将・本多忠勝(平八郎)と、杉野遥亮演じる知将・榊原康政(小平太)の晩年が描かれ、SNSでは“泣くに決まっているでしょ!”といったニュアンスの涙の感想やロスでにぎわっている(※ネタバレあり。第44回の詳細に触れています)。

【画像】号泣…!老いに抗う平八郎と、悟りの境地の小平太

 このところ一人また一人と家康(松本潤)を支えた家臣たちが出奔や戦などさまざまな理由で姿を消してきたが、ついに家康が征夷大将軍となる記念すべき回となった第44回「徳川幕府誕生」では、序盤から“平平コンビ”として親しまれていた平八郎と小平太が退場することとなった。山田は初回から、杉野は第2回からの登場だった。

ADVERTISEMENT

 じわじわと視聴者の胸に迫ったのが老いの描写。愛用する蜻蛉切の手入れをしていたところ、誤って指を切ってしまい動揺する平八郎。戦ですら傷一つ負わなかった彼も老いには抗えず、視力を失っている模様。また、“もっと強そうに”と絵師に肖像画を書き直させ続ける姿にも哀愁が漂っていた。一方、小平太は「引き際」を意識しており、平八郎のもとを訪ねると「戦に生きた年寄りは早身を引くべきだ。おぬしもわかっておろう?」と寂しそうに話していた。まだまだ殿を支えたいにもかかわらず、世代交代を目前にした二人の哀愁がピークに達したのが、自身の死期が近いことを悟った小平太が再び平八郎を訪ねた時のこと。

 「ただ方々にあいさつに回っているだけだ」という小平太だが、さすがは長年絆を培っただけあって平八郎は何かを悟り、去ろうとする小平太に「どこが悪い……?」と問うた。ハラワタを患っているという小平太に「たわけ、まだ(家康に)老いるなと言われたじゃろうが」と絞り出すように話す平八郎。小平太もまた平八郎が見えていないことを指摘し、「老いには抗えん」と悔しそうに吐露した。「われら、ここまでのようじゃ……役目を終えたのだ」と力なく吐く小平太だが、平八郎はおもむろに長槍を手に取り「わしは認めん! 殿を守って死ぬのがわしの夢じゃ。老いなど認めん。見届けるまで死ぬな!」と叫び、小平太と対決。そこでオープニングテーマ曲が流れ、二人が生き生きと槍を交える姿が活写された。その姿はまるで力みなぎる若かりし日のようで、「やるではないか、大樹寺の小僧」(平八郎)、「おぬしもな……礼儀知らずのあほたわけ!」(小平太)と言い合いながら互角に戦った。

ADVERTISEMENT

 そんな胸アツのシーンに、「ここでテーマ曲流すな!(涙)」「涙で画面が霞む」と涙する視聴者が相次ぎ、「平平コンビロスです」「寂しくなるな…」「ニコイチ平平大好きでした!」「本当にお疲れさまでした」「最期まで殿のことが大好きな二人が最高でした」「最後までかっこよかったです...!」と1年半にわたって作品を支え続けた山田と杉野への感謝、ロスの声がおびただしく寄せられていた。

 対決を終えると、殿をいつから認めていたのかという昔話になり、ともに桶狭間の戦いの後の「大樹寺」のタイミングだったことが判明する展開もまた胸アツで、ラストは本多忠勝の(小平太いわく別人な)肖像画が映し出され、死後もなお二人がにらみをきかせ殿を見守っているかのような含みで幕を閉じた。

 放送後、山田はSNSで「ご覧いただきありがとうございました。平八郎の生涯は、ここで終わりです。ですが殿の物語はまだまだ続きます。最後まで是非、よろしくお願いいたします!」と視聴者に呼び掛けていた。(編集部・石井百合子)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT