森 直人:映画短評の著者

略歴
映画評論家。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「Numero TOKYO 」などでも定期的に執筆中。※illustrated by トチハラユミ画伯。
近況
YouTubeチャンネル『活弁シネマ倶楽部』でMC担当中。11月19日より、三宅唱監督(『旅と日々』)の回を配信中。ほか、団塚唯我監督(『見はらし世代』)、真利子哲也監督(『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』)、呉美保監督(『ふつうの子ども』)、安川有果監督(『山田くんとLv999の恋をする』)、関根光才監督(『フロントライン』)、佐向大監督(『中山教頭の人生テスト』)、冨永昌敬監督&アサダアツシさん(『ぶぶ漬けどうどす』)、足立紳監督&足立晃子さん(『劇場版 それでも俺は、妻としたい』)、吉田大八監督(『敵』)の回等々を配信中。アーカイブ動画は全ていつでも観れます。
リンク
映画短評一覧

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!
フィンランド流儀の哀愁と馬鹿とデス騒ぎ

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて
新たな価値観で「発見」される海の労働歌

パラサイト 半地下の家族
鬼レベルすぎて歯が立たないのでレファランスで埋めてみました

マザーレス・ブルックリン
自作自演、ジャズ・フォーメーション、都市論ノワール

花と雨
日本のヒップホップ映画のステージが変わりつつあるようだ

フォードvsフェラーリ
真のプロフェッショナルは「競争」を意に介さない

テッド・バンディ
人は見た目が9割、だって!?

羊とオオカミの恋と殺人
男の子よ殺人鬼と踊れ

海抜
蒼い光を放つ原石

リンドグレーン
ちゃんと「生身のリアル」があるサブテキスト

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
トレビアン(いいじゃん)!(笑)

アイリッシュマン
スコセッシ・ベスト盤にボーナストラックつき

家族を想うとき
自営と非正規雇用に本質的な大差なし!

だってしょうがないじゃない
「喜劇」の体温を生むバディ映画の筆致とリズム

普通は走り出す
フェリーニ、アレン、渡辺紘文

スペインは呼んでいる
ムイビエン!(とてもいい)

完璧な他人
ワン・シチュエーション物の旨味を口当たりに合わせアレンジ

殺さない彼と死なない彼女
春の土手を包む柔らかな光

少女は夜明けに夢をみる
「疎外」の究極的現実がシンプルに濃縮されている

種をまく人
現代日本のゴッホ……むしろテオとその家族


