今 祥枝：映画短評の著者
略歴
いまさちえ／雑誌編集者を経て1998年より映画・海外ドラマを専門とするフリーランスライターに。『日経エンタテインメント!』『日経クロストレンド』『Forbes』『eclatエクラ』『ELLE』などに寄稿。連載多数。著書に『海外ドラマ10年史』（日経BP）、編集協力に『幻に終わった傑作映画たち』（竹書房）ほか。海外ミュージカル愛好家。
近況
約11年ぶりに映画短評に復帰しました。最近はビジネス寄りの企画を多く手掛けています。直近の出張は韓国ソウル。新興の制作会社の戦略に、逆境に好機を見出すタフさを実感しました。
映画短評一覧
はじまりは5つ星ホテルから
誰でも”隣の芝生は青く見える”瞬間はある
メイジーの瞳
人生で最も大切なものを、子供は理屈ではなく知っている
ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
西島秀俊の熱演は見もの
マイティ・ソー／ダーク・ワールド
徹底した軽さが信条
ビフォア・ミッドナイト
極めて現実的な共感の向こうにあるロマン
さよなら、アドルフ
アイデンティティーを強制的に喪失させられることの悲劇
小さいおうち
見事なまでの山田洋次節に対する驚嘆
鉄くず拾いの物語
当事者が演じることで可能になったこと
バイロケーション
奇をてらわない作りが好印象
マイヤーリング
アメリカのTV史を紐解く上でも興味深い
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
アントン・イェルチン、頑張ってます！
ブリングリング
犯罪行為をキラキラと描かれても困る
ブランカニエベス
白雪姫×闘牛士、組み合わせの妙
ゼロ・グラビティ
”重力”を感じさせる再生の物語が心揺さぶる
利休にたずねよ
美術チームの見事な仕事ぶりに尽きる
四十九日のレシピ
女の幸せと、ひとりの人間としての幸せは違うのか？
キャリー
クロエ・グレース・モレッツがかわいい！以上！
僕が星になるまえに
”死”の残酷さを直視した、作り手の真摯な姿勢に好感が持てる
ある愛へと続く旅
壮絶な悲しみを乗り越え、女性たちは次世代へ命をつむぐ
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々：魔の海
前作よりテンポよく、作風は「ハリー・ポッター」化が顕著