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『トランスフォーマー』マイケル・ベイ

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ マイケル・ベイ

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、8月4日公開『トランスフォーマー』のマイケル・ベイをクローズアップします。『アルマゲドン』を始め、ビッグヒットを連発させているハリウッドのすご腕監督マイケル・ベイ! 『トランスフォーマー』もアメリカで大当たりさせたマイケルの、すごすぎる伝説をご紹介します!
スゴイよ伝説1 映画の神さまスピルバーグと、手を組んでもオレ様!

 本作『トランスフォーマー』の仕掛け人は、『E.T.』『インディ・ジョーンズ』シリーズで、世界中の人をとりこにした映画の神さまスティーヴン・スピルバーグ! 子どもたちと一緒に、日本のアニメ「トランスフォーマー」のおもちゃで遊んでいたときに「コレだ!」とひらめいたという彼は、すぐに「トランスフォーマー」の映画化を決意。そんなスピルバーグが、信頼し、今回初めてタッグを組むのが『アルマゲドン』『パール・ハーバー』など、ザッツ・ハリウッド・テイストな大作ならドンと来い! のマイケル・ベイ監督なのです。


 ありえない予算をかけて、ありえないほどの利益を生み出す、奇跡の“大ヒットメイカー”として知られるマイケルは、いつもジェリー・ブラッカイマーという大物プロデューサーとタッグを組んでおりますが、映画の神さまとタッグを組むのは初めて! 実は、ハリウッドの業界では、“怖い監督”として有名なマイケル。プロデューサーがスピルバーグということをインタビューで言われると、「おれは、おれの作品を作ってるだけだよ。誰の指図も受けずにやってんだ!」なんて、デカイ口をたたけちゃうマイケルは、やっぱり大物なのかもしれません!


 
なかなかの、イケメンです
スゴイよ伝説2! 撮影現場は、スタッフ泣かせの過酷さで有名!

 彼が監督する映画は、高い予算で知られていますが、マイケルに声がかかるのは普通の監督が倍かかる映画を、2分の1の予算で撮れるからだそうな。つまり……、すごい大作で3億ドルかかっちゃうものでも、彼なら1.5億円で撮れるというすごさ! その秘密は……現場のハードさにあるのです!


 普通の監督であれば、一日に20シーンの撮影が平均なのに対して、マイケルの現場では、なんと平均1日75シーン撮影するという驚異的な数字が! ハリウッドのスタッフたちは、現場に入ったところから12時間の労働時間が原則となっていて、それ以上働く場合は、“over work”、つまり残業として、残業代をペナルティで払わなければなりませんが、それほどのシーン数を撮っているにもかかわらず、マイケルの現場に残業時間はなく、毎日きっちり12時間で終わるといいます。なぜ、彼の現場は、進行がそんなに早いのか……、それはハリウッドで一番ハードで恐れられているマイケルの現場だからなのです。「怒鳴る! がなる! わめく!」が3拍子そろっているというマイケルの現場。ある者は、「2度と働きたくない」と涙声で話すそうです。それでも、マイケルは、撮影スタッフをとても大切にし、自腹を切ってでも海外ロケに連れて行きます。あるところでは、「ふつうの人なら、逃げ出すからでしょ……」なんて声も聞こえてきますが、そんなエネルギッシュな彼だからこそ、すごい映画が撮れるのでしょう!


 
スタッフは、ホントに大変です……
United States Air Force/USAF/WireImage.com
スゴイよ伝説3! マイケルは、役者にも超スパルタ!

 撮影現場で、一度「カーーーーット!」の声がかかると演技をしていた役者は、セットの用意ができるまで、自分のトレーラー(楽屋の車)で待機します。そして、撮影の準備が万端になると、ADさんがトレーラーまで呼びにきて撮影……という流れになりますが、マイケルの現場は違います。「カーーーット!」の声がかかったとき、数秒後には次のシーンが撮れるようにセットが完成していると言うのです。これは、ほとんどマイケルの現場でしか起こりえない奇跡! というよりも、助監督たちがどれだけ働かされているかが、よく分かるエピソードなのであります。


 というわけで、役者たちはトレーラーに帰り着くひますらありません。『トランスフォーマー』で、兵士役を演じたタイリース・ギブソンは、1シーン終わると砂漠の暑さに「あっちい~~」と軍服を脱ぎ捨ててしまっていたそうですが、鬼のマイケルはそれも許さず! 「タイリース! 服を脱いでるひまはないっ! 次のシーン行くぞ!」とまたまたがなっていたとか……。さらに主演のシャイア・ラブーフも、マイケルの鬼監督ぶりをインタビューで訴えておりました。「ありえないほどの、スパルタコーチだよ。超高いビルの屋上に僕を命づな一本でぶら下げる。しかも、むちゃくちゃ走らせる。ゼエゼエ言ってんのに、“オラー! 走れオラー!”って。まじで怖かった」とその恐怖の体験を語ってくれたシャイア。鬼のマイケル、恐るべし!


走れえええええ!
(C) 2006 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
スゴイよ伝説4 自信を数字で証明した、マイケル!

 「『ダイ・ハード4.0』? 観てないね~。忙しくて……」と、公開前のインタビューでも余裕をかましまくったマイケル。そうです! なんといっても、彼には自信があったのです! 1日12時間、スタッフたちを馬車馬のように働かせ続けた自信! そして、シャイアからタイリースまで、多くの役者たちを、ロボットたちから逃げ回らせ、走らせ続けた自信! さらには映画の神さまスピルバーグに見守られている自信! 


 

 そして最後に彼の大きな自信となったもの……それは、世界中の監督たちがよだれを垂らしてうらやましがる、世界最高峰のVFXファクトリー“ILM”を中心とした強力なビジュアル・エフェクトのスタッフたち。スクリーンで動いているロボットは、CGであることは間違いないはずなのに、本物にしか見えない……。どんなに目をこすっても、本物のロボットたちが、戦っているようにしか見えない驚異の映像世界を味方にしたマイケルは、まさに鬼に金棒。7月3日から全米の4011スクリーンで公開されるとたった1日で2745万ドルという驚異的な記録を樹立したのです! まさに奇跡を生み出したマイケル! 彼の自信は、見事に数字で証明されたのでした!


マイケル・ベイ 過去のインタビュー記事

とにかくすごすぎる『トランスフォーマー』!
文・構成:シネマトゥデイ編集部

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