目の前のデート相手を殺せ…『ハッピー・デス・デイ』監督最新作『DROP/ドロップ』公開決定

自分が殺される日を何度も繰り返すことになった女子大学生を描いた映画『ハッピー・デス・デイ』を手がけたクリストファー・ランドン監督の新作サスペンススリラー『DROP/ドロップ』が、7月11日に日本公開されることが決定。あわせて、日本版予告編&ポスタービジュアルが公開された。
【動画】犯人は半径15メートル以内の誰か…『DROP/ドロップ』日本版予告編
主人公は、幼い息子を育てるシングルマザーのバイオレット。夫の死を乗り越えていない彼女は、ためらいながらも、マッチングアプリで知り合った男性とのディナー・デートを承認する。最上階にあるレストランで席に着くと、突然スマートフォンに見知らぬ誰かからDROPメッセージが届く。送られてきたのは、息子の命と引き換えに、「目の前のデート相手を殺せ」の指示だった。犯人は半径15メートル以内、レストラン内にいる何者かだ。
本作の物語は、プロデューサーを務めるキャメロン・フラーの“実体験”に基づいている。フラーは、旅行先のレストランで食事をしていた際、突如としてスマートフォンに奇妙なDROP通知が届いたことを明かしており、「美しいレストランでディナーを楽しんでいたら、突然誰かからDROPが届き始めて……。最初は気にも留めなかったけれど、食事が進むにつれてその内容がどんどん怖くなっていって……」と当時の驚きと不安を振り返っている。
日本版予告編は、バイオレットが高層ビルから落下しそうになるスリリングなシーンの直後、「やり直せたら……」という意味深な言葉でスタート。高級レストランの眺めのいい席で、束の間の出会いを楽しんでいたバイオレットに不気味なメッセージが何通も届く。やがて、それは現実の恐怖へと変わり、息子が待つ自宅には銃を持った覆面の男が侵入し、バイオレットは半径15メートル以内の至近距離から監視され、スマートフォンは完全にハッキングされてしまう。“見えない恐怖”に怯えるバイオレットは、絶体絶命の状況から逃れられるのか。
主演は、ドラマ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」シーズン2でエミー賞助演女優賞にノミネートされたメーガン・フェイヒー。主人公のデート相手役には、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』のブランドン・スクレナーが抜てきされた。また、製作にはハリウッドの“破壊王”で知られるマイケル・ベイ、現代ホラーの名手ジェイソン・ブラムが名を連ねている。(編集部・倉本拓弥)


