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今週のクローズアップ 007歴代ボンドここが魅力!

 いよいよ『007』シリーズ最新作、『007 スカイフォール』が日本公開! 11月18日時点で、全世界での興行収入が6億6,924万ドル(約535億3,920万円)を超え、シリーズ最高の興行収入を記録するなど、話題を呼んでいる。シリーズ23作目にして、ここまで愛されるのも、主人公であるジェームズ・ボンドの魅力があるからこそだ。ところでこのジェームズ・ボンド。これまでダニエル含め6人の俳優が演じてきた。そこで、最新作を観る前に歴代ボンドの特徴や魅力ついて紹介したい。(数字はBox Office Mojo調べ・1ドル80円計算)

ジェームズ・ボンド登場! 初代ボンドから2代目ボンドまで

セクシー&ダンディーな初代ボンド!
ショーン・コネリー


  記念すべき第1作『007/ドクター・ノオ』から『007/ダイヤモンドは永遠に』まで計7作品ボンドを務め、クールでスマート、そして野性味がある「ボンド像」を確立したのが、このショーン版ボンドだ。ショーン版ボンドの代表作といえば、『007/ロシアより愛をこめて』。ヘリやボートを駆使した連続アクションが、日本の007ファンには大人気。何よりこの作品は、ボンド・ガールのダニエラ・ビアンキが美しい! このダニエラは、WOWOWが2010年に実施した人気投票で、ベスト・ボンド・ガールにも選ばれている。





ファンには根強い人気!? 2代目ボンド
ジョージ・レーゼンビー


 一般にはあまり知られていないのが、2代目ボンドのジョージ。セクシーさはショーンより劣るものの、女性には甘く、そして常に誠実というイギリス紳士らしいボンドだ。当時ショーン版ボンドというイメージが強かったせいか、彼が出演した作品は1作のみだったが、それが『女王陛下の007』。これはファンからは熱く支持されている作品で、なんとボンドが結婚するという設定!『007/カジノ・ロワイヤル』でも描かれた恋愛に、負けず劣らずのラブストーリーとしても楽しめ、さらにアクションも迫力満点。心ゆくまで堪能することができる。

 

ショーン・コネリー 『007/ロシアより愛をこめて』より
RAYHEARNE/DANJAQ/EON/UA/The Kobal Collection WireImage.com

 

ジョージ・レーゼンビー 『女王陛下の007』より
GEORGE WHITEAR/DANJAQ/EON/UA/The Kobal Collection WireImage.com

当時の時代の状況に左右される!? 3代~4代目ボンド

ユーモアたっぷりの3代目ボンド
ロジャー・ムーア


 3代目ボンドは、ユーモアセンスがたっぷりのロジャー・ムーア。そのコミカルな雰囲気と、整った顔立ちがたちまち人気になり、『007/死ぬのは奴らだ』から『007/美しき獲物たち』まで計7作品ボンドを務めた。『007』シリーズで、人気の『007/私を愛したスパイ』に出演したのもこのロジャーだ。彼の出演作は、特に時代の状況に左右されていて、『007/ユア・アイズ・オンリー』では、東西諸国のデタント(緊張緩和)が劇中で取り上げられたり、1970年代の『スター・ウォーズ』『未知との遭遇』などのSFブームに乗っかり、ボンドが宇宙へ旅立つという設定の『007/ムーンレイカー』も製作された。



ダイアナ妃のお気に入り!? 4代目ボンド
ティモシー・ダルトン


 あの故・ダイアナ妃が「原作に最も近いジェームズ・ボンド」と評したティモシー版ボンド。ロジャーほどの華やかさはないものの、どこか陰があるところが魅力的で、『007/リビング・デイライツ』『007/消されたライセンス』の計2作に出演。『007/消されたライセンス』では、殺しのライセンス(許可証)を剥奪(はくだつ)されたアウトローとして、友人の復讐(ふくしゅう)に立ち向かうという、『007』シリーズでも異色の作品に仕上がっている。ちなみにティモシーは、あのジョニー・デップアンジェリーナ・ジョリーが共演して話題を呼んだ『ツーリスト』に、主任警部役として出演! 久々の大作出演に、驚いたファンもいたのでは?

 

ロジャー・ムーア 『007/美しき獲物たち』より
Kobal/DANJAQ/EON/UA/The Kobal Collection WireImage.com

 

ティモシー・ダルトン
『007/消されたライセンス』より
KEITHHAMSHERE/DANJAQ/EON/
UA/The Kobal Collection WireImage.com

1990年代以降はボンド・ガールが強い!?

少々女性に押され気味の5代目ボンド
ピアース・ブロスナン


 近年のボンドのイメージといえば、まさにこのピアース版ボンド。甘いマスクに、プレイボーイというボンドらしいイメージはそのままに、女性に少々押され気味なところが特徴だ。ピアースの代表作は、『007/ゴールデンアイ』ソフィー・マルソーの悪女ぶりが必見の『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』や、ミシェル・ヨーが出演した『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』などどれもヒット作ばかり。よく観てみるとそのどれもが強いボンド・ガールばかり。特に『007/ダイ・アナザー・デイ』は、ハル・ベリー演じるジンクスとの恋愛模様もこれまでとちょっと違ったスタイルになっているところも見どころだ。

 ちなみにこの『007/ダイ・アナザー・デイ』はシリーズ40周年記念作ということで、3代目ボンド、ロジャー・ムーアの娘がキャビン・アテンダント役で出演している。遊び心が詰まっているところも本シリーズの魅力だ。

ピアース・ブロスナン
『007/ゴールデンアイ』より
MGMUA/Photofest Media Vast Japan

 

ソフィーの悪女っぷりが話題を呼んだ『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』
MGMUA/Photofest Media Vast Japan

シリーズ最強(!?)で最高のボンド

金髪の6代目ボンド
ダニエル・クレイグ


 これまでのイメージを覆すボンドの登場に、一部のファンがボイコット運動を起こすほど反感を買ったのが、このダニエル版ボンド。しかし『007/カジノ・ロワイヤル』が劇場公開されるないなや、瞬く間に悪評を一掃した。

 このダニエル版ボンドは、ダブルオーのコードナンバーを得たばかりの設定。そのためか、これまでのボンドの「大人の余裕」はさほどなく、少々荒削りなところも見受けられる。しかしそんな大胆さや人間味があるところが、ダニエル版ボンドが受け入れられた理由だろう。今年のロンドンオリンピックの開会式では、ダニエル版ボンドが、エリザベス女王と共演するパフォーマンスが話題を呼んだ。こうしてファンを楽しませ、着々とボンド像を確立していったのがダニエル版ボンドだ。

 待ちに待った最新作『007 スカイフォール』は、シリーズ50周年を飾るにふさわしい、ぜいたくな内容に仕上がっている。アデルの力強い主題歌に加え、おなじみのオープニング、そしてかつてないアクション・シークエンス、さらにアストンマーチンの登場に、シリーズには欠かせない存在のQが、『007/ダイ・アナザー・デイ』以来の登場(しかもボンドより年下)を果たしている。ラストのちょっとしたサプライズにも、注目だ。今年最後の大作として、見逃すのは損! ぜひシリーズを復習しつつ、最新作のボンドの活躍を目に焼き付けてほしい。



映画『007 スカイフォール』は12月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

本作でボンド役は3回目のダニエル・クレイグ

 

Mへの忠誠心が試される!

 

この女性は誰? 詳しくは本編で!

 

『ノーカントリー』で殺人者を演じたハビエルの悪役ぶりにも注目!

 

『007 スカイフォール』いよいよ公開!
Skyfall © 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

文・構成:シネマトゥデイ編集部 山本優実

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