『007』新ジェームズ・ボンドは無名の若き英国俳優を起用へ 2028年公開目指す
『007』新作映画を手がけるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、新ジェームズ・ボンドに20代後半から30代前半で無名の英国俳優を起用する意向であると、Deadlineが独占で報じた。
情報筋によると、ヴィルヌーヴ監督は来年『DUNE／デューン 砂の惑星』シリーズ第3弾の製作を終え次第、次期ボンド探しを本格化させるという。2027年に撮影、2028年に劇場公開を目指してスケジュールが組まれるとみられる。すでにボンド役には前例のない数の応募が殺到しているそうで、誰もが知っているビッグネームから無名の新顔までさまざまだと、同サイトの関係者は証言している。
Varietyは先日、ダニエル・クレイグに続く7代目ジェームズ・ボンドの有力候補として、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド（29）、『キングスマン：ファースト・エージェント』のハリス・ディキンソン（29）、『プリシラ』のジェイコブ・エローディ（28）の3人の名を挙げていた。今回判明した条件を踏まえると、すでに名が広く知られているトムの可能性はなくなる。また、ハリスもジェイコブも無名ではないため、新ボンドとして起用されるかは怪しいところ。
Amazon MGM スタジオが進める『007』新作映画は、新プロデューサーに就任した『スパイダーマン』シリーズのエイミー・パスカル＆『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・ハイマンの下、新体制で製作される。脚本は、『イースタン・プロミス』『スペンサー ダイアナの決意』などのスティーヴン・ナイトが執筆する。（編集部・倉本拓弥）