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日本アカデミー賞『桐島、部活やめるってよ』が最優秀作品賞を含む3冠!(1/2)

日本アカデミー賞『桐島、部活やめるってよ』が最優秀作品賞を含む3冠!
(前列左から)余貴美子、阿部寛、吉田大八監督、樹木希林、山本哲也氏(後列左から)大島優子、染谷将太、武井咲、チャンミン、橋本愛、東出昌大、松坂桃李

 8日、第36回日本アカデミー賞授賞式がグランドプリンスホテル新高輪で行われ、新鋭・吉田大八監督の映画『桐島、部活やめるってよ』が最優秀作品賞を含む3冠に輝き、最多3部門での受賞を果たした。最多タイは、阪本順治監督の映画『北のカナリアたち』。降旗康男監督の映画『あなたへ』が2賞を受賞し、これに続いた。

 第36回日本アカデミー賞は、波乱の結果となった。優秀賞発表時点では、最多受賞を果たした作品が、『あなたへ』、『北のカナリアたち』、そして原田眞人監督の映画『わが母の記』の3作品で並んでいた今回。最優秀作品賞、監督賞、及び編集賞を受賞し、確かな作品の出来栄えを証明してみせたのは、口コミで話題を呼び、8か月におよぶロングランヒットを記録した映画『桐島、部活やめるってよ』だった。

 続いて、作品の趣向が評価されたのが、最優秀撮影賞、照明賞、音楽賞を受賞した『北のカナリアたち』。役者の演技が評価されたのが、最優秀助演男優賞、助演女優賞を受賞した『あなたへ』。そのほかは、内田けんじ監督の映画『鍵泥棒のメソッド』が最優秀脚本賞、『わが母の記』が最優秀主演女優賞、『のぼうの城』が最優秀美術賞、『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』が最優秀録音賞を受賞と結果が分かれる形になった。

 『桐島、部活やめるってよ』は、「何者」で第148回直木賞を受賞した朝井リョウのデビュー作が原作。バレー部のエース“桐島”が部活をやめたことで高校全体に広がっていく波紋を、それぞれのキャラクターの視点で同じ時間軸を何度も追う斬新なスタイルで映画化した。高校生を演じた若い役者たちの演技が光った一作だったが、授賞式でも、最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林が「今日、若い監督、若い次の役者たちがどんどん出てきているのを観て、日本映画っていいなと実感しています」と語るなど、日本映画の明るい未来を期待させる一夜となった。なお、『桐島、部活やめるってよ』は、「オールナイトニッポン」リスナーからの投票を基に決定する話題賞も受賞しており、話題賞受賞作が作品賞も受賞するのは、李相日監督の映画『フラガール』(2006)以来、6年ぶり2度目となる。(編集部・島村幸恵)

受賞結果は以下のとおり。

■最優秀作品賞
『桐島、部活やめるってよ』

■最優秀監督賞
吉田大八 『桐島、部活やめるってよ』

■最優秀主演男優賞
阿部寛 『テルマエ・ロマエ』


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