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ホラー映画に学ぶ幽霊頻出ポイント(屋内編)【コラム】(1/2)

ホラー映画に学ぶ幽霊頻出ポイント(屋内編)
家の中は幽霊でいっぱい? - Ed Clark / Getty Images

 自分の後ろに何か違和感を感じるときがある。「え、家に幽霊いんの?」という拭い難い疑念と格闘し、心霊特番のたびに入浴時間が短くなったり、眠れなくなってしまうことも珍しくない。

 有史以来、幽霊はその存在を否定されつつも、人がえたいの知れない恐怖と向き合うたびにうわさとして、あるいは伝承として語り継がれてきた。われわれは幽霊がいるのか、いないのかという議論を保留したまま、彼らにおびえながら生活を営んでいるといっても過言ではない。そこで、いっそのこと彼らがそこら中にひしめき合っているものとして、ホラー映画の屋内幽霊出現ポイント(厳密には幽霊でないものもいる)を検証し、その傾向の模索を試みる。

電化製品

 Jホラーの代表選手である『リング』シリーズの貞子をはじめ、映画『回路』や『着信アリ』など、テレビ、パソコンや携帯を使った「うらめし」行為が散見される。幽霊界でも技術革新に向けて激しい動向がうかがえる。ビデオテープでの活動を主体としている貞子の今後の動きも警戒が必要かも知れない。「幽霊も言ってみりゃ電気信号の一種なんだよ」という根拠のないうんちくから発生したような電化製品系幽霊たちだが、文明の利器を手放せないわれわれにとって脅威であることには違いない。生前にとんでもないひどい仕打ちを受けた幽霊がほとんどで、普段よほどひどい振る舞いをしていない限りは知り合いがこの手の幽霊になることはないだろう。しかし、彼らの恨みは非常に深いもので、ほぼ無差別に人を呪う傾向が強い。
【対処考察】電源を切ることで解決するなら警察も陰陽師も要らない。劇中の登場人物のほとんどが電源を切って難を乗り切ろうとするが、どういう原理か起動する取りつかれた電化製品たち。怖くてあまり使いたくないけれど次世代エネルギーとして幽霊発電が近い将来、主流になるかも知れない。電化製品を極力使わない方向でのライフスタイル構築が急がれる。

画像テキスト
子供の頃は幽霊といえばこの場所だった-David E. Scherman / Getty Images

水周り

 水と幽霊は古来より親和性が高く、特にトイレ、お風呂場は怪談話の老舗が軒を連ねている。映画作品では定番過ぎて敬遠されがちな印象だが、洗面器等の極小スペースでうまく幽霊活動をやりくりしている『叫』、井戸に居を構える貞子、『仄暗い水の底から』の美津子といった好例も存在する。蛇口をひねると髪の毛とか出てきたりするので注意。水を媒介にするために周囲が湿っているパターンが多く見られる。水死した人物の霊がほとんどで、遺体が発見されていないことが多い。『13日の金曜日』シリーズのジェイソンもこれに当たるが、肉体的にタフなのでいろいろな意味で別格だ。
【対処考察】生活に欠かすことができない水。蛇口を開いて異物が出てくる中で生活を送るのは難しい。銭湯も今日では馬鹿にならない出費になるので近隣で水死したかもしれない人物の遺体を捜索し供養することが唯一の近道。生活インフラを破壊された状況では引越しも選択の一つ。


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