作品情報 | その他の作品のレビュー

蝉しぐれ (2004)

江戸時代の東北の海坂藩。下級藩士の牧文四郎(市川染五郎)の父(緒形拳)は、藩の派閥抗争に巻き込まれ、冤罪によって切腹を命じられた。以後、文四郎は謀反をおこした父の子として数々の試練にさらされるが……。


※[外部サイトの続きを読む]はシネマトゥデイとは関係ない 外部のサイトにリンクしています。

全4件中1~4件を表示しています。
  • かんむり 様
    2010年6月16日
    少年時代のふくとのやりとりが棒読みで、違和感を覚えました。全体的に映像は綺麗です。少ないセリフに、思いのたけが入ってる良い場面もありますが、立ち回りなど、芝居がかりすぎていて不自然な場面もいくつかあり、残念。もうちょっと踏み込んでほしかったように思います。
  • 蝉しぐれ (2005) ■
    どんくらの映画わくわくどきどき
    2007年8月14日
    途中までは自然に観ていられる。大勢との立ち回りシーンは両者とも格好悪く真実味があって共感できる。 しかしその後、別の映画になる。やたら芝居がかっていて長い。言葉使いが陳腐。不要な台詞が多い。つまらない。 なぜ ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「蝉しぐれ」
    prisoner's BLOG
    2006年5月5日
    デジタル技術で余計なものを消せたのかもしれないが、よくこれだけ昔の日本の風景を今どき再現できたもの。ただ、風景そのものの素晴らしさとは別に、風景が多すぎる、という観もなきにしもあらず。 山田洋次による藤沢周平ものに比べて見るのは避けられないが、演出の力量云々より、原作の名声・完成度・長編であることによるリスクを背負った分、やや不利。 とはいえ、まことに日本人の琴線に触れる物語であることは疑いを容れず。 (☆☆☆★★) ...[外部サイトの続きを読む]
  • ハーフ・センチュリー 様
    ★★★★★
    2005年10月2日
    藤沢周平時代小説の真髄が凝縮された作品でした。つましいけれど気高く生きる下級の武士たち。親子の絆、友情、そしてかなわぬ恋。現代人が忘れつつある、古き良き日本人の生き様を東北の美しい自然を背景に、余すことなく伝えてくれる傑作です。凛とした空気に包まれた藤沢ワールドに浸りながら、日本人であることに誇りを感じました。
全4件中1~4件を表示しています。