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『ステルス』ジェイミー・フォックス単独インタビュー

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『ステルス』ジェイミー・フォックス単独インタビュー

『ワイルド・スピード』のロブ・コーエンが描く、近未来戦闘機アクションムービー『ステルス』。人工知能を搭載したステルス戦闘機の暴走をくい止めるべく3人のエリートパイロットが、ステルス戦闘機で激しい攻防を繰り広げるエンターテインメント作品だ。その3人のエリートパイロットの1人を演じたアカデミー賞俳優でもあるジェイミー・フォックスが、役がらのことなど作品について語った。

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『トップガン』のトム・クルーズみたいになりたかった

Q:本作は全編迫力満点で観ていてすごく楽しかったです。ジェイミーさん自身は演じていていかがでしたか?

最高に楽しかった。夢の中にいるようだった。『トップガン』のトム・クルーズを見てあんなことをやりたいと思っていたからね。すごく楽しかった。いろいろなところにも行けたしね。ロブ・コーエンとも仕事ができたことも貴重だ。彼はすばらしい監督だよ。『トリプルX』とか『ワイルド・スピード』もおもしろいだろ。ぼくも大好きな作品なんだ。とにかく楽しい作品だったね。

Q:トム・クルーズから戦闘機のことは何かアドバイスをもらったりしましたか。

うん、いろいろと教えてもらったよ。彼ほどうまくできたかは分からないけど。彼は実際に飛行機を操縦できるからね。あの作品(『トップガン』)でどんなにエキサイティングな経験をしたとか、あれほど大きなヒット作になるとは思わなかったとか、あの作品のおかげで人生が大きく変わったということを話てくれた。この作品にも少しはそのマジックがあるといいけどね。

演じるキャラクターはすべて自分と似ているところがある

Q:あなたの演じたヘンリーはどんなキャラクターなのでしょうか。

黒人だよ、黒人しかないだろ(笑)。
彼はトップに登りつめた男。そのために多少肩肘張ったところがある。一流のパイロットだし、自分でもそのことを承知している。でもそれと同時に自分の仲間のこと、つまりジョシュとジェシカのキャラクターたちをとても大切に思っている。頼りになるヤツだ。究極のパイロットだよ。

Q:あなたご自身と似ているところはありますか。

演じるキャラクターすべてに、多少自分と似ているところがあると思う。今回の場合は、負けず嫌いのところがジェイミー・フォックスとヘンリーの共通点だね。

世界情勢を反映している?

Q:『レイ』では主役でしたが、今回はジョシュとジェシカと一緒に主演でしたね。彼らとの仕事はいかがでしたか。

最高だったよ。彼らはオンスクリーンでもオフスクリーンでもとってもクールだった。それはめったにないことなんだ。最高に楽しかった。

Q:この作品は現在、世界で起きていることに対して特別な意味を持っていると思いますか。

特別な意味があるかどうかはわからないけれど、確かに背景にはそれがある。現在世界中で起きていることを考えれば確かにそれはあるけれど。でも、観客が楽しんでくれればいいと思う。

テクノロジーが進歩してもハートは人間が提供するもの

Q:テクノロジーがすべてを変えていくということが作品のテーマにもなっていますが、映画製作自体でも特殊効果など変化が起きていますね。それについてはどうお考えですか。

最高だよ。どれだけ進歩するか見たいな。どんなに技術が進歩しても、人間による演技は必要だからね。テクノロジーはアクセントにはなるけれど、ハートはわれわれ人間が提供するんだ。

『ステルス』は10月8日、日劇1ほか全国東宝洋画系にて公開。

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