『チア男子!!』横浜流星 単独インタビュー

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『チア男子!!』横浜流星 単独インタビュー

背中を押してくれる人の存在は大切

取材・文:磯部正和 写真:高野広美

直木賞作家・朝井リョウが、実在する男子チアリーディングチームに着想を得て描いた青春小説を実写化した『チア男子!!』。本作で、柔道一家に生まれながらも、チアリーディングに夢を見出す大学生・ハルを演じたのが、出演作が途切れることがない若手俳優・横浜流星だ。これまでのクールなイメージとは一転、劇中では見れば誰もが背中を押されるような「キラキラ笑顔」を披露している横浜が、作品の魅力や大ブレイク中の“いま”を語った。

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ふにゃふにゃ笑顔も見どころ

横浜流星

Q:本格的なチアの技に実際に挑みましたが、お忙しいなかでの準備は大変だったのではないですか?

すごく大変でした(笑)。でも自分がやると決めたことなので、中途半端にはできないと思い、とにかく一生懸命やりました。作品に入る前に早稲田大学の男子チアリーディングチームSHOCKERSさんのパフォーマンスを見せていただいたのですが、そのときの笑顔が素敵で輝いていて「応援されているな」と感じたんです。見終わったあと背中を押された気がして、僕らも本気でやらないといけないとエンジンがかかりました。

Q:“笑顔”という部分では、横浜さんが演じたハルの笑顔がものすごく印象に残っています。

笑顔はとても意識しました。練習のとき、僕だけ顔がこわばっていてコーチから「ハル! 顔がこわばりすぎ、もっと笑顔で」と言われていました。でも練習が進むうちに、自然と笑顔になれる時間が増えて、最終的には意識しなくても笑顔になっていました。メンバーの顔を見るだけで笑顔になれるぐらい良いチームワークでした。

Q:なにか参考にした“笑顔”はあったのですか?

特にほかの作品を参考にしたことはなかったです。あえて言うなら、やはりSHOCKERSさんですかね。「誰かを応援する」という意識を持つと、自然と笑顔が出るようになりました。

Q:出来上がった作品を観て、ご自身の笑顔はどうでしたか?

ふにゃふにゃしているなと思いました(笑)。ちょうど『チア男子!!』を観たときが「初めて恋をした日に読む話」というドラマの撮影中だったんです。ドラマで芯の強い男をやっていたので、余計そう感じたのかもしれません。

横浜流星の背中を押してくれる人

横浜流星

Q:ハルは柔道で挫折しましたが、チアという生きがいを見つけました。姉の晴子は最初「逃げた」と叱責しましたが、横浜さんはハルの行動はどう捉えましたか?

ハルの気持ちも理解できるのですが、どちらかというと僕は姉ちゃんに共感してしまっていました。だから台本を読んだときはどうしようかなと思ったんです。

Q:ハルを演じたことで考え方が変わってきたのでしょうか?

そうですね。なにかに挑戦するとき、新しい一歩を踏み出すことってやっぱりものすごく勇気がいることだと実感しました。あとは背中を押してくれる仲間の存在も身にしみました。ハルは仲間に恵まれたからこそ前に進めたんだなと。

Q:横浜さんにとって、背中を押してくれる存在は?

応援してくださる方の存在は大きいです。僕らの仕事って作品を観てくださる人がいなければ成り立たない。「映画を観てすごく背中を押されました」とか「明日から頑張ろうと思えました」というコメントやお手紙をいただくと、自分も頑張ろうと思えます。お芝居をしたいというのは自分の意思なのですが、やっぱり応援してくださる方があってこそという思いは強いです。たくさん背中を押してもらっています。

Q:先日行われた写真集発売イベントでは多くのファンと交流されていましたね。

すごくたくさんの方に来ていただけました。「初めて恋をした日に読む話」の話が多かったのですが、嬉しかったのは「ドラマで気になって、過去の作品も観た」と声をかけてもらったことですね。「作品ごとに違う顔ですね」と言われたことも自信になりました。

浮足立つことなく目の前のことを一生懸命に!

横浜流星

Q:「初めて恋をした日に読む話」への出演は話題となり、横浜さんは大きな注目を浴びています。

撮影が終わって抜け殻になりました(笑)。それだけ充実していたんだなと実感しています。いままで同世代との共演が多かったので、先輩方に囲まれてお芝居をすることに不安もあったのですが、同時に大役をいただけたことに嬉しさもあったんです。現場に入ると、本当に皆さん優しく、芝居の面でもさまざまな感情を引き出してくれました。監督を含め共演者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

Q:舞台あいさつ等のイベントでも一際声援が大きい印象ですが、実感はありますか?

写真集のイベントもそうですが、舞台あいさつのときでも「初めまして」の方が多く、声援も明らかに以前より大きくなったなと感じます。こんなにも応援してくださる方がいるんだと実感できて、とても嬉しかったです。ただ、自分自身は変わっていないので、いままで通り、浮足立つことなく、目の前のことを一生懸命やるというスタンスでいます。

横浜流星“可愛い”を自己分析!?

横浜流星

Q:ファンからは「可愛い」という声もたくさん聞かれますね。

本当になんで「可愛い」なんだろうって思います(笑)。自分はどちらかというと男っぽい性格だと思っているので、すごく不思議だし戸惑っています。

Q:「可愛い」と言われることに自覚はないのですか?

不思議です。でもちょっと思ったのは、舞台あいさつなどで、僕がテンパって共演者の方にいじってもらうことがあったのですが、そのあたふたしている姿を見てほかの方もほほ笑んでくれていたんです。自分ではわからないですが、そこですかね(笑)。

Q:本作は横浜さんのさまざまな表情が見られる作品になっていますね。

なによりチアリーディングのスピリットである“応援する”ということの大切さが伝えられたらと思って演じました。そのなかで、僕だけではなく“笑顔”はメンバー7人がみんな大切にしていました。目標に向かって一生懸命頑張っている姿を見て、一歩前に進む勇気を感じていただけたら嬉しいです。


横浜流星

陳腐な表現になってしまうが、イベントなどで上がる歓声の大きさや、SNS等での話題も含め、横浜流星は“大ブレイク”していると言えるだろう。そんな現状に照れつつも、浮かれることなく俳優という仕事と真摯に向き合っている姿は、昔からまったく変わらない。本作では、これまでのクールで硬派なイメージにプラスし、本人いわく「ふにゃふにゃ」な笑顔でファンを魅了している。「はじこい」の無敵ピンクから『チア男子!!』の無敵笑顔へ! 横浜の勢いはさらに増しそうだ。

映画『チア男子!!』は5月10日より全国公開

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